裁判所入口ホールの掲示板には、その日の裁判が張り出されているのですが、確かわずか3件でした。たぶん4月は裁判官の移動があって、裁判は少ないのでしょう。フーガちゃん裁判の裁判官は替わりませんでした。
原告である私と被告である里親が、それぞれの弁護士から質問を受けるという本人尋問が行われたのですが、気合を入れてのぞんだにもかかわらず、言葉に詰まったりアタフタしたり、自分の主張を裁判官に理解してもらえたかどうかは、あまり自信がありません。
対する里親は、裁判官から「大きな声で話して下さい。」と注意を受けてはいましたが、事前に提出していた陳述書どおりの主張をしました。
フーガちゃんが行方不明になった時に、元保護主の私に連絡しなかったのは、私がフーガちゃんに何らの権利を有していないという事と、私が心を痛めてしまうのではないかという、お優しい気遣いからだそうです。
私が行方不明を知った直後の電話では、私に怒られると思った、と言っていましたが。
探しても見つからないし、うちに居ても幸せじゃなかったんだろうから、フーガが見つかってもいらない、と言った事はないそうで、私に恐怖感と身の危険を感じて、フーガちゃんを引き取ると言った私に同意したそうです。
もしフーガちゃんが戻ってきたら、あたたかく迎えて、以前のように愛情をもって育てていくつもりなんだそうです。
そんなに大切な子なら、どうしてもっと一生懸命探さなかったの?
電話での話しなので、言った言わなかったというのは水掛け論になります。
後は裁判官がどう判断するかだけです。
まだ判決は出ていないわけですが、裁判官からは和解を勧められています。来月中旬に、裁判ではない話し合いが行われる予定です。
裁判にはネコジルシの猫坊さんと、ころころころっけさんが来てくださいました。悪天候のなか、遠いところからありがとうございました。
水戸周辺で保護猫活動をしている3人の方と、フーガちゃんを3ヶ月預かってくれた預かりさんも来てくださいました。ありがとうございました。
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