Wikipediaは信じちゃダメよ、ってことで参考までに…
GHQ高官の度肝を抜く
いかにも日本人好み、将棋の升田幸三氏の、GHQでの武勇談がTwitterで話題になっています。
ワインを片手にチェス、な〜んてシーンに憧れましたが、将棋、チェスもチンプンカンプンの私^^;
GHQ高官は「チェスと違い、将棋では取った駒を自分の持ち駒として使う。これは捕虜虐待である」という旨を言った。升田はそのように言われることを予期しており「チェスでは取った駒を使わないが、これは捕虜虐殺である。将棋では、捕虜(取った駒)を、官位(角なら角、金なら金)はもとのまま、能力(駒の働き)を尊重して、味方として登用する。これこそ真の民主主義である」と反論した。更に升田は「チェスは王様が危なくなると女王様まで楯にして逃げようとする。これはあなた方の民主主義やレディファーストに反する行為ではないか」と述べ、担当官を苦笑いさせた
Wikipediaにあるこのエピソードを紹介の、バズったTweetに、なんと当事者が登場!…作家の馬場信浩氏
https://twitter.com/schoolwars1/status/1537172574630621184
升田幸三氏のエピソードが話題になっていますが、これ拙作小説「将棋連盟が甦った日」から孫引きされたのではないでしょうね。当時、将棋を通して何か凜々しい物語を書かないかとの連盟からの依頼で創作した物です。後に升田先生から「悪く書いていないから良し」とされた創作です。引用注意。
絶版と聞いてしめたと思い書いたライターが居るんです。2020年ころです。それをツイッターで孫引きされたんでしょうね。
この創作エピソードは、2冊の本にも引用され史実化(!)、Wikipediaの引用資料でも紹介。
Wikipediaの内容の信憑性、丸呑みしてはいけない一例にもなりますね?!
イタリアのマイナーなことに関しては、伊語→英語→日本語なので、意味さえ通じない場合も多いです٩(′д‵)۶
中世欧州猫虐殺説
古代エジプトでは神、古代ローマになると愛玩用とされ、貴族とともに葬られた猫
ペストに度々悩まされた欧州、にもかかわらず中世、猫は忌み嫌われていたようで、虐殺話が多い(;_;)
『1233年のグレゴリオ9世の法王令』による大量虐殺許可、が原因というのも一般的、
…承認欲求が強くローマの遺跡を破壊した教会ゆえ、私も(イタリア人も)納得しないでもない(苦笑)
長年、いろいろな意見をネットで調べて来ましたが、イマイチ消化不良…
生き物は、人間のために神が造ったものと言う発想が中世にはあったとか
犬のように従順ではない猫、(善良な信者の)魂を弄ぶ悪魔と例えられた可能性もあるようです。
http://www.museoalessandroroccavilla.it/2020/01/16/il-gatto-nel-medioevo/
中世保存の絵画を見ると、猫はおどろおどろしい“化け物”として描かれています。
1480年頃に描かれた、レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチ
…聖母と、赤ちゃんであるイエスに抱っこされた猫→嫌がっている(≧▽≦)
彼は『猫は自然界における傑作である』と称賛し、晩年、動きを詳細に観察したスケッチを遺しています。
…英国ウインザー城に保管される、デザイン画
1575年頃、領主のブランカレオーニ家(1213-1816年)の依頼でバロッチが描いた『猫の聖母』
…英国ナショナル・ギャラリー保管
従兄の洗礼者ヨハネがじゃらす猫を見つめる、聖母からの授乳中のイエス、聖母は猫を指差ししています。
後ろに見える杖状のものと、今にも飛びつきそうな子猫の姿が、ブランカレオーニ家の紋章との暗示説
この6世紀に渡る君主イタリア貴族には、猫は嫌われていなかったってこと?!
中部イタリア・アッシジの教会に保存される、同じくバロッチの『受胎告知』1596年頃作
聖母の前で安心して眠る猫、芸術家のスポンサーである教会が描くことを許したってこと?!(・o・)
近年公開された、文書に残る『1233年グレゴリオ9世の法王命令』には、
会議中、黒猫登場の記述はあるものの、魔女との関連、虐殺を命ずるものはありません。
https://www.uccronline.it/2018/12/01/i-gatti-neri-gregorio-ix-e-lo-sterminio-nel-medioevo-una-enorme-fake-news/
妄想かも?!
Wikipediaによれば、魔女伝説と絡む猫の話は、ドイツや英国、北に多いですね?!
↑に上げたように、猫迫害とかぶる時代に、教会のメッカ・イタリアでは、絵画としても残されている…
少なくとも教会の命令で大虐殺があったわけでは無い、というのが近年の伊語での研究です。
もしかしたら、宗教改革によるプロテスタント誕生(北部欧州)、カトリック教会の圧力に対抗する、
被害妄想からの北の創作かも?!
あくまでも持論ですが、クリスチャンではない私もそれを信じたいです(笑)
こんな話は山程…豊臣秀吉の息子・秀頼…
秀吉存命中より、不義の子であると言う噂があったそう→容姿が似ても似つかない
淀君の乳母の子である大野修理が父親有力説ですが、別説もある?!
「豊臣秀頼ハ秀吉公ノ実子ニアラズ。窃(ひそか)ニイヘル者アリシトゾ。其頃占卜(せんぼく)ニ妙ヲ得タル法師有テ、カク云ヒ初シト也。淀殿、大野修理ト密通シ、捨君(鶴松)ト秀頼君ヲ生セ給フト也」
この著述が、「豊臣秀頼ハ秀吉公ノ実子ニアラズ」と言い始めた「法師」が、淀殿の相手と解釈され
まことしやかに伝わってしまう…
ピッツア・マルゲリータも然り…伝説的マルゲリータ女王は無関係、あと付け?!
https://www.nationalgeographic.com/history/history-magazine/article/pizza-margherita-may-be-fit-for-a-queen-but-was-it-named-after-one?cmpid=org=ngp::mc=social::src=twitter::cmp=editorial::add=tw20220605history-margheritapizzasubex&linkId=167983180
もう真夏です^^;
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