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今まで 日記中で何度も触れてきましたが
わが家の長男 黒猫の梅ちゃんは 愛護センターからの譲渡です。
私の地元 愛知県内でも規模としてはとても大きな
愛護センター。
山間部にある 運動施設も備えた広大な自然公園
の中には 小規模の動物園もあり、その傍らに立派なホールがあり、そこが愛護センターです。
ワンちゃん、猫ちゃんに限らず 様々な保護動物の管理 飼育をしています。
行政機関といえども 職員は皆さん 動物のプロフェッショナルです。
動物園の運営管理も勿論 愛護センターで行なっており、職員の大半は獣医師さんで構成されています。
元々 保健所内で行われていた動物愛護関連の業務を 新設されたこの愛護センター内に全て移管した形で運営されています。
保護された猫ちゃん達は
センター内で健診、治療、ワクチン接種、不妊手術
等を行った後、必要に応じて愛護センターと協力する登録団体で 数週間から数ヶ月の家猫修行に向かいます。
沢山の愛情と助けをもらって 終の住処を探すべく
譲渡会に向かうのです。
ここでは 譲渡対象の猫ちゃんがいる場合には
毎週末 予約制で譲渡会を開いています。
参加条件も勿論あり、家族構成 年齢 職業 住環境等 保護団体や個人保護主さんの提示される譲渡条件と何ら変わらないものです。
申し込んで はい、どうぞ ではありません。
こうして参加を受理された里親候補者は
まず 約2時間の 飼育のための講習を受けます。
これは過去の飼育経験等に関わらず、譲渡希望者は必須で受講しなければいけません。
講習終了後、個別にお見合いをし 意中の子に申し込みをします。
複数の申込みがあった場合、ジャンケン(笑)で
候補者を決めることになります。
こうして里親候補になり、トライアルへと向かう流れになります。
梅ちゃんの場合も、延長をお願いし約2週間程のトライアルを行いました。
トライアル終了後、愛護センターに譲渡誓約書を含む書類数点を提出して はじめて譲渡成立になります。
譲渡後も マイクロチップの登録済み連絡等しなければいけませんし、任意ではありますが 家族との
ツーショット写真にコメントを寄せて提出し センター内の掲示板で紹介されます。
梅ちゃんはとても難しい子でしたので、ツーショット写真を提出するのに半年掛かりましたが 職員さんは とても喜んでくれました。
よく行政からの譲渡は簡単 という方がみえますが
愛護センターからの譲渡でも これだけ大変です。
日本には1718の市町村があります。すべてが同じではありません。
勿論、もっと簡易的に譲渡していただける所もあるでしょうが、こちらの愛護センターが特別 なわけでもないと思います。
また
私は初めての譲渡が 梅ちゃんでしたが、のちの
🌸 、🍑 の譲渡の際 なかなか厳しい譲渡条件ではありましたが、行政においても これだけの条件が課されます。 なので 保護活動をされている方々の譲渡条件を [異常] だとか [厳しすぎる]
などとは少しも感じませんでした。
自分の知っていることが 全てではありません。
どこも皆、同じでもありません。
様々です。
何かを発信するには
そういったことを踏まえての
発信であってほしい と 思います。
思い込みは
良い結果を生みませんね。
[訂正]
市町村の数を 718としておりましたが 1718
の間違えでした。 訂正しております。
お目通し頂けた皆様、有難う御座いました。
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