サルでもわかる哲学、無知の自覚
日記リストを眺めていて、『無知の知』という、哲学者ソクラテスの言葉が思い浮かび…
私の病気、知りたい病が出てしまい、昨夜遅くまでグルグル^^;
そもそも哲学とはなんぞや?
西周により、英語の〈フィロソフィーphilosophy〉の訳語として明治初期に作られた和製造語、哲学
原語である古代ギリシャ語ではフィロソフィア、伊語もまんまfilosofia…sofia知を愛する=『愛知』
日本語は西洋のものを独自に翻訳したものが多く、感覚的に掴みにくい(>_<)
日本語説明を読んでもモヤモヤ、伊語を見て、なんとなく理解したつもり(笑)
調べてみると、『無知の知』は誤訳であり、近年は『無知の自覚』と訳されるそうです。
"sapere di non sapere", un'ignoranza intesa come consapevolezza di non conoscenza definitiva, che diventa però movente fondamentale del desiderio di conoscere.(伊語)
『知らない』ということを知る、は、知りたいという原動力になる by gattina
確かに無知の自覚、のほうが、ぴったり合います。
https://diamond.jp/articles/-/148200
「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ」
Aさんの名セリフ、『胃の中のおかず、大腸を知らず』、も似てるかな?!(笑)
イデア(理想、これも伊語と同じ)を追求、誰彼かまわず議論をふっかけ反感を買い、死刑判決…
紀元前469年、毒盃を渡され、最後の最期まで議論をしているソクラテス^^;
隣にいたら、きっと鬱陶しいソクラテス
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/072900127/
彼の思想を面白おかしく解説、思わず苦笑が浮かびますが、鬱陶しい存在は私もだろうな^^;
年齢でしょうか(笑)
名前だけ知っているストア派(哲学)、創始者はゼノン
紀元前313年、難破先のアテネの本屋で見た『ソクラテスの思い出』をきっかけに、哲学を学習
ストア派史上最大の哲学者の一人、マルクス・アウレリウス帝(紀元169年即位)
ローマ市庁舎前にある、当時としては珍しい騎馬像…人(皇帝)違いにより、教会の破壊を逃れたとか
読ませる目的ではなく、自分のために書いた『自省録』は、未だに広く読まれています。
紀元前に存在していた裁判、本屋、2世紀の皇帝の哲学書…ギリシャ、ローマ文化に感嘆☆彡
イエスが生まれた頃には既に終わったギリシャ、
しかし明治以降、日本が真似する西洋文化はギリシャなしには存在しません。
卑弥呼が出てくるのは、マルクス・アウレリウス帝治世の100年後、紀元270年代!!
cucina di gattina ⑳
某有名(お安い)イタリアンレストランのメニュー、グリーンピースの温サラダが安価で好評だそうです。
私の20年以上前からの、何にもないときの定番メニュー…事前に買ってある保存のきくものを利用
玉ねぎ、ベーコン、冷凍グリーンピースを炒め、粉末スープで味付け、仕上げにブラックペッパーも
実はグリーンピースは嫌い、でも甘みが出て予想外に美味しい(笑)
ペコリーノチーズや半熟卵をトッピングするのが、レストランでは人気だとか?!
Buon Appetito(^q^)
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