ご清聴ありがとうございます

2022年6月9日(木) 486 / 11

今日は晴天、暑いくらいです。
昨日までの寒さはどこへ？
週末、ようやく梅雨入りするそうなので
貴重なお日様をフル活用せねば。

朝、目覚めと同時にカーテンを開けて陽を浴びると良いそうですよ。
精神的に不安定な時、体調が不安定な時‥。
そうそう、怒りが収まらない時も朝日を浴びましょう。
朝までスマホやPC画面にかじりついていると
どんどん自分の怒りのコントロールができなくなるとか？
前頭葉の縮小には気をつけたいものですね。

この時期、子猫の里親さん募集が多いです。
でも数年前と比べると
格段に募集数は減少しています。
全国的に募集数を見ていてそう思いました。
(京都に限っては、譲渡会経由で譲渡が増えた印象です）

少なくとも私が知る10年前、どこもかしこも猫のSOSでした。
1度の搬送で20頭以上の時も珍しくありませんでした。
リリース後はきちんと管理され
FIPで看取られたお外の子もたくさんいます。

きちんと管理されているお外の子は
決して短命ではありません。
少なくとも猫風邪で命を落とす子はいないと思います。
鼻水、咳、クシャミをしていれば
口内炎で苦しんでいれば
怪我をしていれば
都度、適正にケアを受けられている子は長生きです。
その前提には
避妊去勢をし繁殖コントロールが必須です。
無用な喧嘩・感染症を防止できます。
繁殖コントロールされていない地域で、エイズが蔓延していました。
白血病もそうです。
ヒトには自身の繁殖コントロールの知恵がありますが、猫はそうはいきません。
生まれても多くが短命とか、そんな次元の話では無いのです。
風邪や病気で短命ならば
そうやって苦しむ子を増やさないようにしてあげるべきです。

この前、知人が介入した高齢者の飼育崩壊。
崩壊は崩壊ですが、頭数は想像より少なかったです。
理由を聞いて、なるほどなあと思いました。
生まれたら子猫を生き埋めにしていたからです。
今残っている子達は、取り上げられる前に母猫が隠したからだと。

ボランティアさんって、こういう現場を多く見聞きしていますよね。
だから高齢者さんへの譲渡不可、となるのは仕方のないことだと思います。
少なくとも私はその条件で
貰い手がなくて困ったことは、一度もありませんし
貰い手が無いからとリリースした人は、周囲には一人もいません。
常識ある人に囲まれて、とても幸せなことだと思っています。

それと、ケージですね。
「ゲージ」ではなくて「ケージ」ですよ。
よく間違えている方がいますが、ケージです。
新しい環境へ行くと、大抵の子は怯えます。
必死で隠れる場所を探します。
可哀想ですし
環境と人に馴れてもらうよう
トイレの場所を覚えてもらうよう
必ずケージからスタートしてもらいます。
先住猫がいたら尚更ですね。
いきなり知らない猫が来て、自分のテリトリーを自由に闊歩されたら怖いですもんね。
馴れてきたら、自由に過ごさせてもらいますよ。
ケージ飼育なんてあり得ません。
もしケージ飼育希望なら、絶対に譲渡はしません。
逆に
譲渡条件がケージ飼育の人がいるなら、心底軽蔑します。
一生ケージから出してもらえなくて、自由に動けないんですよね？
そんなケージ飼育されるくらいなら
ウチの白山君の方がずっと幸せな猫生だと思うなあ笑

あ、白山君がゴハン食べに帰ってきたのでこの辺で。

ご清聴ありがとうございました。

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