少なくとも一人のユーザーさんのお役にたてたよう(^^)
日本はスピリチュアルなもの(宗教も)に、免疫がないのではないか…既に述べた私の感想です。
バックボーンがないため、胡散臭いものにハマりやすい…
オウムが問題を起こす前、また占いのおばさん…霊感商法有りも…、TVでもてはやしたとのこと(+_+)
日本は世界最悪のカルトの吹き溜まり…統一教会がデタラメな教義で大金を巻き上げられた根本理由
規制の緩い日本は「世界的な穴場」になっているhttps://president.jp/articles/-/59842
私の意見、まるっと代弁してくださっている、弁護士臭の薄い(笑)紀藤弁護士の寄稿
最後の審判
注目の、キリスト教もどきの宗教団体のメインの教義、“先祖解怨”…ご先祖さまの苦しみを解き放つ…
キリスト教と仏教(?)のミックスみたい、ご先祖様が出てくると、日本人は弱いですね…
ちなみにこの団体、仏教の宗教法人も持っているようで、臨機応変、日本にピッタリかも?!
いくら無信心の私でも、これを『キリスト教』とくくるのは許せません。
がんじがらめの教義に縛り付けるわけではなく、どちらかと言えばお遊び精神旺盛なキリスト教
例えばこれ…有名な『最後の審判』byミケランジェロ、法王依頼の超大作でエピソードたっぷり
右下、地獄で股間を邪悪のシンボル蛇に噛まれる人物は、彼の作品を酷評した法王直下の役人、
描き込まれたことは法王も承知、愚痴る役人に、「地獄のことは知らん」と笑って放置。
キリスト教は“赦す”ことが大事、被害者にも『加害者を赦しなさい』と諭し、
最後の審判に備え善行を尽くし、【自分のために祈る】、あんまりご先祖様は出てきません^^;
これは、カトリックも正教もプロテスタントも同じ、世界中でベストセラーの聖書が基本中の基本
すべての教会の上に有り、メシア(救世主)はイエスのみ、誰でもなれちゃうわけじゃないんです。
絢爛豪華なサン・ピエトロ大聖堂が、無料で見られることに驚く我々日本人ですが
困った人を助けるのが『教会』の使命、誰でも入ることができ祈る場所、無料であることは当然
イタリアはもちろん日本でも、教会主催の炊き出し等行っています。
親の意思で洗礼を受けても、大人になればミサにさえいかないイタリア人も、決して少なくはありません。
寄進はvolontà意思によるもの→だからこそ難しい(>_<)
歴史上、貴族たちは巨額の寄付をしているように見えますが、自分のため(見栄)…礼拝堂を飾る
ミサのあとには志を箱に入れるのが習慣、大きいお札を入れる人は僅かでしょう。
個人的な洗礼、結婚、葬儀等もvolontà、少ないと聖職者から不満の声も出るとのこと(笑)
政治と宗教
政治家との結びつきも注目を浴びています。
日本は先の大戦のこともあり、政教分離のはず…が、理想と現実は大違い(+_+)
私がイタリア芸術に近づくきっかけとなった、華やかでドロドロした人間臭さが魅力的なルネサンス期
ローマ教会が強大な権力を握り、専横的な政治を行ったのも事実
最高権力者ローマ法王は傍若無人、まっくろくろすけ、今の法王のイメージとは正反対
無知(恥)な私の、カナダ人神父への失礼な問いかけ…なぜ当時の法王は、あんなに悪玉なのか?(笑)
彼は一瞬考え、「政治でしょうね」と一言。
目に見えないスピリチュアルなものが力を持つと、(科学による)真実が歪められる…科学⇔宗教
その代表的例が、ローマ教会によるガリレオ・ガリレイの異端審問→宗教裁判
教会は天動説、反対の地動説を支持した科学者ガリレオは、ローマに呼び出され2度の審問を受け、
先に処刑されたブルーノ・ジョルダーノとは異なり、地動説を引っ込め隠居生活へ
裁判終了の際の名セリフが、「それでも地球は廻っている」=真実は真実
教会が“真理”であった時代、逆らったら処分され、彼は死後も長いこと教会には葬られませんでした。
政治家が宗教絡みのものに自ら参加すること…
ローマ法王は世界中から信望を集め、日本の政治家も訪問ドヤ顔で報告、政治家のステイタスになります。
今問題になっている、胡散臭い団体に政治家の存在があれば、団体にとってはステイタス
広告塔となりお墨付きと一般に解釈されがち、政治家にも何か魅力のある見返りがあるでしょう…
ウードゥエ、【U2】のイタリア語読み(笑)
BONOがヨハネ・パウロ二世を訪問したときのVatican NewsのFacebook、彼がサングラスをプレゼント
こちらは2年前、現法王と対談、いずれもアフリカ救済を訴えています。
https://www.facebook.com/vaticannews/videos/pope-francis-meets-u2s-bono/528506254263984/
今年も訪問、学校制度について法王と激論
日本人にとっての天皇は、イタリア人にとっての法王である、と大学教授がTVで説明しましたが
雲上人ではなく気さくな法王、BONOのヒューマニティあふれるイメージ、双方win-winです。
信仰心の厚いBONO、出身地アイルランドは、カトリックと英国教会(プロテスタント)の紛争もあり
Youは神を指す説もありましたが、真実はアーティストとプライヴェートな生活の葛藤だとか
宗教は悪いものだとは思っていません、むしろあったほうがいいかも…
ただ勧誘があり物品の購入を勧める等、fanatic狂信的なものは危険でしょう…
何10回と教会(カトリック)を訪問、わけのわからないミサに参列経験も有りますが、勧誘は皆無
法王の一般謁見にも参加したことがあり、誰にでも広く門戸を開けているものです。
カルトは、手を変え品を変え近づき、苦しむ人の心にすっと入リ、後戻りできなくなる
お気をつけください。
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