

愛情のあるコメントなんですが、義母がたまにしみじみ言います。
「チーちゃんは、ちょっとおつむがねぇ~...」
ネコにアタマのいい・悪いがあるとすればチーはもしかすると悪い方(イタイとも言う)かもしれません。
一方のパンはストリート育ち(離乳して以降も完全ノラでした)のせいか、子ネコの時分からはしっこくてなにかと要領が良い方です。
さきのように義母が言うのは、チーがトイレを使った後にする行動の
せいですね。
チーは粗相は一切しないんですが、トイレを使った後、全くネコ砂をかけるという事が出来ません。
(人間のしつけ不足かもしれません)砂をかけるという行動をしない・
出来ないという訳ではなく、本人は一生懸命砂をかけて自分の痕跡を
隠しているつもりですが、砂が全くかかっていないのです。
よくよくその行動を観察してみました。
チーはトイレ後、ヒラリとトイレの容器から出るなり、ネコ用トイレが
設置された場所の床や壁をカリカリカリカリ...と一定のリズムで
ほぼ永遠と思えるくらいの間掻いています。
ニャントモ・・・のようなシステムトイレでも同様で、
飽きるまで(=疲れるまで?)床や壁など周囲を掻いています。
多分、本人にしてみれば懸命に砂をかける、自分の排泄物を隠している
つもりなのでしょうが、まったく隠せていないのが実状です。orz
そのチーの様子を目撃すると一生懸命さがあまりにも不憫なので、
「ハイハイ、チーちゃんありがとうね」と言いながら、
したてホヤホヤの"ブツ"を片付けます。
チーは目の前から"ブツ"が無くなると、さも安心したようにその場を
足早に去って行きます。
最近では、家のどこからかカリカリカリカリ・・・という音が
聞こえたら、片付けの合図とでも思って、その場に行くようにして
います。
そのチーの全く意味を為していない行動を見て不憫に思った義母が
さきのコメントを口にした次第です。
しかし、家族の中でチーが一番心を許しているのが義母で、我が家に
義母が来た時の歓待ぶりはかなりのものです。
チーにしてみれば、我が家に来てまだミルクを飲んでいた頃、昼間の
時間帯に頻繁(ほぼ毎日)に様子を見に来てくれた義母は救世主の
ようだったのかもしれません。
もしかして、義母を自分の親くらいに思っているかもしれませんね。
チーのイタイ行動はまだまだ他にもありますが、それもチーの「個性」
で愛しい部分です。
最近のコメント