新しい女性たち
イタリアでは、史上初の女性首相ジョルジャ・メローニ氏45歳の誕生間近、政策的に興味津々
日本のアニメ風Meloni-ChanでのFacebookも所持…日本のアニメでみんな育っています(^^)
国葬の日に、反対デモに参加していた学生風3人、イタリア人男性の日本語でのインタヴューに
はっきりとした意見を述べていることにビックリ!
元自衛隊員、五ノ井里奈さん…セクハラで隊を訴え、防衛省に謝罪させた23歳
6月に顔出しで告発…正直、無いわけ無いと思っていたので、彼女の勇気を讃え署名には私もポチ
隠蔽したくない強い意志を持ち、嫌がらせにも負けず発信し続けています☆彡
宗教元二世信者の女性、26歳、日本外国特派員協会で勇気ある記者会見を行い、
ライヴで両親からの妨害を受け、涙を見せましたが、毅然と続けました。
これを仕切ったのが私の好きな西村カリンさん、日本の漫画家と結婚した仏誌リベラシオンの記者さん
Twitterでかなり厳しい意見を日本語と仏語で発信、強いフランス女性だな、と思わせますが
涙を見せる二世信者に、「大丈夫?」と声をかけることもありました。
…現場である日本の記者さんが、こんな企画をしないのは、なぜだろう…(゜.゜)
それからここのユーザーAさん、里親に逃され、裁判を起こしたことは日記でご存知でしょう…
結果的には、法律上『ペットは“もの”』であり、ご本人の望む結果にはならず和解、
裁判長にも保護活動を知ってもらえる機会となり、啓発につながると思っています。
都市伝説、変わりつつある今
『先進国では殺処分はない』→❌ 米英では有り、イタリアが無いのは確実
『先進国では生体販売はない』→❌ 数は多くは無いものの、生体販売のあるショップは存在
イタリアではネット販売もありますが、月齢3ヶ月以上が販売のモラル
アメリカのいくつかの州、フランスでは2024年以降ショップでの販売禁止
https://www.asahi.com/articles/ASPCM5JTGPCMUHBI00V.html
フランス愛護法内容
・虐待死させた場合は最大で禁錮5年、罰金7万5千ユーロ(約1050万円)を科す
・衝動買いを防ぐために、責任誓約書の提出や、署名から購入まで7日間開けることが義務
・施行から7年間以内にサーカスは動物を手放し、廃業へ…
かなりアニマルライツを重視した法改正、でもまだ『もの』
日本で多頭飼育崩壊に手を出せないこと、虐待に対して厳罰が処せられないのは、『もの』だから
Aさんの日記に入れたコメから、久しぶりに思い出した国…しっかり調べてきました(^o^)v
トルコ
何度か日記で紹介していますが、トルコは野良犬・猫に優しい土地です。
イスタンブールはトルコ最大都市、人口1500万は世界第15位、
162.970匹の野良猫、128.900の野良犬(2018年のデータ)
フードはもちろん、獣医も巡回してケア…獣医とナース総計100人、女性の獣医さんが多い!
動画が見えない場合、こちらの記事に画像がたくさん有ります。
野良犬・野良猫を住民と当局と獣医師が三位一体で保護 イスタンブール
https://www.afpbb.com/articles/-/3223889地元住民の多くは、路上で暮らす動物を世話しようと、玄関先や窓の下に餌を入れた容器を置いている。市当局も、そうした動物の健康維持に力を入れる。取り組みの一つである「動物診療バス」は、市内各地を数日間ずつ停留しながら巡回する移動診療所だ。
野良犬猫専用の獣医は、イギリスにも存在しますが、ここまでの規模ではありません。
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2021/07/post-5.php
2021 年 7 月 9 日、トルコ議会は動物愛護法の改正法案を可決しました。動物に関わるこの新しい法律は、「動物の権利法 (Animal Rights Law)」という呼び名で呼ばれるようになります。動物はもはや「モノ」や「商品」ではなく「生きている存在」で「権利」を有するようになります。
農場動物は対象外ですが、サーカスも禁止となり、この法律により世界最先端となります。
イスラムと動物
ここからは、いつもの私のヲタク癖…全て知りたい病、調べたことの整理です^^;
イスタンブールの住民が野良犬・野良猫の世話をする理由は、一つには「イスラム教の伝統。そしてもう一つは、オスマン帝国時代の公共空間がそういうものだった」からだと説明した。
今は亡きお外のイケニャンOrecchio、私の無知さゆえ尿管閉塞を起こし、九死に一生を得た子
猫さんによくある眉間の縞柄、ムハンマドに撫でられた指の跡と言われ、猫は愛されてきました。
一方犬は不浄の生き物として、イスラム教徒には嫌われていたはず…
トルコではなぜ大事にされるのか…調べてみました。
ぶっちゃけ制約の多いイスラム、犠牲祭のこともあり、否定的な目で見ていました。
が、動物は人間によって慈悲と愛護の精神をもって接される権利を持つことを、明確にしています。
…食にする、人間に害を与える以外殺傷してはいけない、病気のケアも義務
1400年前から存在する、コーランによる動物の扱い方は明らか、
ペットや家畜に対しても、適切な飲食物と生活の場を提供することを命じています。
ムハンマドも犬を可愛がって居たとか?!|
(・_・)
この伝統はオスマン帝国も踏襲
犬は愛玩用というよりも使役…ガードや牧羊、街の衛生化(ゴミを食べる)担当
経済的にも社会的に、文化的にも環境的にも人間社会に多くをもたらす生き物とし
食べ物や水を与え、犬に暴力を振るう者を罰するなどして犬の数を増やし,
維持することを積極的に奨励、犬は、人間以外では最も重要な存在のひとつでした。
いつから犬を嫌悪するようになったのか…
近代化が進み都市が巨大化した18世紀末、病気伝染の認識の変化があったようです。
ペスト、コレラ、マラリアの発生と、犠牲者が、墓地やゴミ捨場に多いとの相関関係に気づき始め、
そこに集まる犬への迫害が始まった…
コーランと並ぶ聖典、ムハンマドの言行録ハディースでも、犬の唾液について不衛生であると…
ムハンマドは、狂犬病の犬を殺処分しており、犬の唾液についても警告しています。
西欧化の進むトルコ、犬への見方も変わりイスラムの本質をリスペクトしての現在かな、って思います。
日記のコメで投げられたオスマン帝国の歴史…まだスタートすらできていません^^;
おまけ
女性の抵抗運動が激しいイランは、スンニ派のトルコとは異なるシーア派…リーダーはムハンマドの末裔
地図で見る限り、シーア派は弾圧が厳しい土地です。
「最初はOKだったのに」イスラム教が飲酒禁止になった人間くさい理由
https://president.jp/articles/-/46476
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