1匹でも多く幸せに

2022年10月10日(月) 491 / 4

最近は保護も多いけれど、譲渡ラッシュです。
お金も掛かるし、労力も限界・・。
でも皆さん、1匹でも多く助けたい！と頑張ってくださっています。
大変だし、疲れる。
でも、お外で生まれた子達が1匹でも多く幸せになれる、嬉しい悲鳴です。

8月、白血病キャリアっ子のお家が決まりました。
お外で誰も知らない所で死んじゃうなんて辛すぎます。
本当に嬉しくて
保護主さんも泣いたし
私達、協力者も声をあげて喜びました。

交通事故で大手術をした子はシェルターで養生中。
安楽死か？なんて言われたけど
ちゃんと手術をしてもらって、今は元気に自分でゴハン食べてるよ。

外で生まれ育ったせいで、酷いネコ風邪の後遺症で片眼を失った子もいるし
全盲の子もいるけど
どの子もちゃんと医療ケアを受けて
今は暖かい部屋で過ごし、幸せGET待ちです。

お外で生まれて先天的に足に奇形のあった子。
この子もちゃんと医療ケアを受けて、1本断脚したけれど
この9月、とってもいいご家族に望まれて家族の一員に迎えてもらいました。

世間には、母猫のいない赤ちゃん猫にミルクを与え、育ててくれるボランティアさんがいます。
粉ミルクってすぐ無くなるし、1缶がとても高いんですよね。
少しでも異変があれば夜間でも病院へ走ってくれます。
それでも育たない子がいるけど、涙して綺麗にお花で飾って天国へ送り出します。

これから秋が深まり、ますます気温が下がりますね。
子猫は風邪で命を落とすこともあるし
栄養状態の悪い大人猫も冬を越せないことがあります。
想像以上に外で生きるという事は、猫にとって過酷なのでしょう。

どうか1匹でも多く幸せに。
過酷な環境しか知らぬまま亡くなるなんて、悲しすぎます。

今うちの子が、暖房で暖かくなった部屋で、フカフカのブランケットの上で寝ています。
スー、スーと寝息が聞こえてきます。
うちの子は幸せだと思う。
そんな姿を眺めている私も幸せです。

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