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昨日、1週間ぶりに病院に行って、ビスコの診察をしてもらいました。
ビスコの体重は3.85kg、1週間前より少し増えました!
本人がつまみ食いしているカリカリと、強制給餌の成果だろうと思います。
これまでは強制的に飲ませている栄養分を200kcal以上としていたんですが、最近はカリカリを食べる回数が増えてきているので、シリンジで与える栄養は少し減らしています。
それでも、1日に与える水分量は200ccを切らないように気をつけています。
このところのビスコは、ハチャメチャではないけど、元気な時とあまり変わらないくらいに回復していて、とても快適そうに暮らしています。
薬のおかげで貧血も治ってきているのか、ビスコの鼻がきれいなピンク色をしている時が多くなりました。
毎日のケアは、慣れてきたけどそれでもやっぱり疲れます。でも、ビスコの回復と腎臓の維持のために、できる限りの努力をしているつもりです。
ビスコの回復の様子を見て、日々のケアの結果が出ているのかなーと、ちょっと報われた気分です。
いつか、ビスコの腎臓がいよいよ弱くなって、命が尽きる時は必ずやってくるけど、それが1年でも2年でも先になってくれたらいいな、と思います。
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こちらは今日のうに。
うには自分で毛づくろいをすると、大抵、胸あたりの毛をグチャグチャにしてしまい、毛づくろいになってないことがあります。
今日も毛玉を作っています。。。
あんなにかわいいのに(親ばか)、きれいなのに(親ばか)、毛玉ばっかり作って全然清楚じゃない(涙
毛玉はもちろんカットしないといけないので、うにの毛並みが整っていることはないのです…
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(毎回似たような写真ですが、いつも同じところで寝てるんです…今日のビスコです)
さて、またビスコの話ですが、血液検査は2週間後の来院時にやることになりました。
どういう数値が出るのか、半分楽しみ、半分ドキドキ、です。
また、口蓋裂を塞いでいるプレート(入れ歯のシリコンと同じような素材)についても話をしたんですが、思った以上に劣化が少ないので、当分は作り直さなくても良いそうです。
しかし、鼻の中にどうしても鼻水がたまったり、詰まったりするので、何ヶ月かに1回は鼻の中を洗浄する必要があるとのことで、その時はやっぱり麻酔を打つことになるそうです。
腎不全なのに麻酔、というのは大丈夫なんだろうか?とちょっと不安でしたが、大丈夫なんだそうです。
それと、ビスコが生まれた日から今に至るまで、口蓋裂の治療に携わってくれている先生が、次の学会でビスコのことを発表かもしれないそうです。
わたしが、生まれたばかりのビスコ(他2兄弟)を保護して、病院へ連れて行ったら、先生やスタッフの人たちが、へその緒を切ってくれました。
その時、ビスコたちは体温がかなり低くなっていたので、先生たちはドライヤーで暖めたあと、お湯の入ったペットボトルをアンカ代わりにして、ダンボール製の温室でビスコたちの保温に努めてくれました。
その時には、ビスコが口蓋裂だとは誰も分からなかったし、まさかビスコと先生がこんなに長い間お付き合いするなんて、お互いに思ってもいなかったでしょう。
口蓋裂という障害がある猫は、食べ物を飲み込むときに誤って肺に入れてしまい、結果、誤嚥性肺炎で命を落とす場合が多いんだそうです。
おっぱいを上手に吸い込めないので、生まれてから数日で死んでしまったり、生きたとしても1年も持たないことのほうが多いらしいです。が、ビスコは奇跡的にここまで生きてこられました。
まさか2年以上も生存できているとは、先生も思わなかったようです。
生まれた日から、先生にものすごくお世話になっているビスコ。
ビスコの生き様が学会で発表されて、少しでも何かの役に立てるなら、ビスコも生きてきた甲斐があると思うし、わたしも嬉しいです。
なんだかとても長くなってしまいましたが、ともかく、2週間後の血液検査、少しでもいい数値が出てくれるよう祈りながら、また毎日のケアを頑張ります!
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