先日、長野でペットのクマに飼い主が殺されたという、衝撃ニュースがありました。
20年間手製の檻で飼育、許可があればクマも飼育できるんだ?!(・_・)
小さな檻、ストレスmaxだったのではないかと思いましたが、クマは遊びで噛むことも多いとのこと
親のない子熊を、ミルクから可愛がって来たので、『ぺっぺ』に恨みはないと家族の弁
日本の場合、お役所が野生動物に手を出すことはほぼ皆無、動物園はスルー
あの檻は精一杯の本人の努力の結果である、と専門家
調べてみると、ペットのクマに襲われたのは、今回が初めてではありません。
そう言えば、交通事故にあい苦しむエゾジカにも行政は手を出せないと、つい最近知ったところ
怪我をした野生動物を保護、リハビリ後放すイタリアを見ていたので、ちょっとしたカルチャーショック。
クリスマスの奇跡
今日12月8日は、イタリアでは祝日Immacolata、ここからクリスマスムード全開…宗教的行事、商戦
年明け1月6日まで華やかな空気が流れます。
今年はコロナ以降久しぶりに、ローマに行ってみようかな、と思い始めています(^^)
『聖家族』、家族のモデルとして、イエス、マリア、ヨセフが主役
1500年前後より、宗教芸術の人気題材となっています。
イエスの父は神、ヨセフはあくまでも養父、宗教画では存在感が薄く、衰えた高齢者として描かれます。
マンテーニャ作、イエスとマリア、老婆はアンナ(祖母)、下の幼児は洗礼者ヨハネ(従兄)
後ろのよぼよぼのおじいちゃんが、ヨセフです。
神の子を授かったとお告げを受けるマリア、恐らく日本でいちばん有名な『受胎告知』の画
フラ・アンジェリコによるもの、芸術に無関心であった私でも、教科書で見て焼き付けられ
実物を目にしたときには、感動モノ☆彡
同じタイトルで多くの画があることを知ったのは、それ以後です^^;
生臭坊主画家も存在した同時期、彼は信仰に生きた、高潔な単なるフラテ(修道僧)でした。
ヒトは原罪により生を受ける、唯一例外がマリアimmacolata=無垢…キリスト教の基本
この祝日の正式名称は、Immacolata Concezione無原罪の御宿り、
マリアは、神の子を宿ったから無原罪immacolataになった、というわけではなく
生まれる前から無原罪であったと、史上再三論議されたことを、教会が1854年の会議で決定したもの
…まるで、首相夫人は私人である、とした日本の閣議決定みたい(苦笑)
ヴァチカン美術館では、会議が開かれたその豪華な部屋を見られます。
私は長年、出産まで早すぎると思いながら、『受胎告知』の日、と思いこんでいました^^;
昨日ラジオでも説明していたので、イタリア人もよく理解していないのではないかと…
祝日ならそれでいい\(^o^)/
クリスマスの奇跡…映画か小説のタイトルにありそう(≧▽≦)
こんなタイトルで小説を書きたい、何かアイディアが欲しい、と
クリスチャンのユーザーに、アドヴァイスを求める投稿がありました。
理屈だけの私とは違い、実践派のそのユーザーは、「クリスマス自体が奇跡ですから…」と躊躇
私が登録直後にここで見たやり取り、この季になると、必ず思い出します。
相変わらず、幅広い知識を得るチャンスをもらえる場所として、利用しています(^^)
スーパーの野菜売り場で、きれいに並べられたカリフラワー
上にはポインセチアの小ポットも並べられ、視覚的に美しい…流石です☆彡
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