ノネコ200万匹の駆除
オーストラリアは、巨大な“島”
オーストラリアにしか生息しない固有種は、哺乳類の推定80%、鳥類の45%を占めます。
これを守るため、2015年、オーストラリア政府は、2020年までにノネコ200万匹駆除計画を発表
オーストラリア 総人口:約2500万人、人口密度:1㎢当たり/3人
日本 総人口:約1億3000万人、人口密度:1㎢当たり/335人
ノネコの繁殖分布、ほぼ全土に生息、赤が一番多くなります。
2022年現在、毒団子を撒いたり小動物に毒を仕込む、での“大量虐殺”は行われていない様子
17世紀の欧州からの入植者が持ち込み、全土で推定200万~600万匹の野良猫・ノネコが生息
猫の獲物となる固有種の野鳥は、全土で1日当たり100万羽以上、爬虫類は170万匹以上と推計
哺乳類20種が絶滅しています。
島の生き物はどんくさい…新しい天敵に対応するような進化はしていません…あれ?!(笑)
AVA=The Australian Veterinary Associationオーストラリア獣医協会のページより抜粋訳
・飼い猫(Owned cats)…2021年現在推定490万匹、2013年の330万匹から増加、90%は避妊去勢済
餌は与えられているものの、出入り自由の飼い猫は、年間2億9400万匹の動物を殺す
一戸建てが多くお庭のあるオーストラリアやニュージーランドでは
出入り自由なネコの飼育が一般的
・野良猫(Semi-owned and unowned cats)…全土で71万匹、年間3億2400万匹の小動物を殺傷
・ノネコ(Feral cats…207万匹…季節的に140 万から 460 万の間で変動…、1553万匹の原生動物を殺傷
https://www.ava.com.au/policy-advocacy/policies/companion-animals-management-and-welfare/management-of-cats-in-australia/
*英語圏では、通常felalとstrayを野良猫に使いますが、
『完全に(人間から)独立した猫』と表記があるので、feralをノネコと訳しました。
野良猫、ノネコと区別するため、2020年から各地で飼いネコ条例が制定・施行されています。
南オーストラリア、アデレード近郊の町マウントバーカーでは「1世帯2匹まで」「登録制」「避妊去勢」
●戒厳令 20:00ー07:00飼い猫の夜間外出禁止…違反にゃんは、飼い主に戻される、施設に収容、新しい飼い主に譲渡
●登録義務→迷子は飼い主に戻す
パースでは検討中、ダーウィンでは、リード付きのみ外出が許される
そして新着はヴィクトリア州ベース・コースト・シャイア…中央下、フィリップアイランドを含む海沿い
飼い猫の完全外出禁止令…室内飼い義務ではなく、自分の敷地内だけに留める→フェンスで囲う
https://www.dailymail.co.uk/news/article-10993051/Bass-Coast-Shire-Council-announces-cat-ban-fines-protect-Phillip-Island-penguins.html
フィリップアイランドは、ペンギンパレードで有名です。
ちょっと前、ドイツ・ベルリンでもよく似た条例…避妊去勢義務、リード付き外出…を制定したばかり
ドイツには、法的に明確な、ハンターによる“ノネコ”殺処分許可も出ています。
大事なもの、双方を守るため…
ドイツ、オーストラリアでの殺処分対象の“ノネコ”の定義は明らかです。
久しぶりの太陽
1週間、まともにお日様を見ることがなく、連日鬱陶しい気分٩(′д‵)۶
今朝久〜しぶりに明るい雰囲気、ちょっとお散歩…お日様の重要さ、実感です☆彡
こんなドロドロの運河でも、釣りをするおじさん…船の出入りが多く、帰路にはいませんでした
かなり無理をさせていますが、ハイビスカスがまだ咲いている(・o・)
函館と同緯度ですよ?!
目的地、庶民の日常の買い物スポット・青空市場は、クリスマスを前に大勢の人出
オープンエリアですが、マスク姿が少なくないのも納得
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html?d=1
私ももちろんマスク持参です。
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