サバくん きんぎょちゃん ボラさん

検査をしてワクチン打ったらすぐに里親探しをするつもりでしたが、結膜炎になったり、ノミが湧いたり、瓜実条虫が湧いたり…。
その後も捨て猫の親子の保護、生まれたばかりの赤ちゃん猫の育児などで時間に追われ、いつの間にかこんなに大きくなりました。
サバくん ボラさん きんぎょちゃん。

手の空いた時に里親探しをしていたのですが、ちゃんと取り組まないとなかなか決まりません。
今年から、本格的に里親募集を開始しました。
最初に応募があったのはサバくんです。

もともと人懐こい性格なので、こいつは大丈夫だろうと思って、トライアルに出しました。
ところが大失敗。
トライアル開始の次の日、里親候補さんから「なんだかすごく怒っています」と電話がありました。
あばれて、部屋のものをひっくり返し、ベッドの下に入り込んで出てこなくなりました。
「コラー、俺をうちに返せー。」
私はあわてて里親候補さんのお宅に行き、ベッドの下から引きずり出して、連れて帰りました。
そして、きんぎょちゃん。
きんぎょちゃんは、発育不良で最初の頃サバくんの体重の3分の2ほどしかなく、病気がちだったのですが、その後元気になりどんどん大きくなりました。
今では、サバくんを追い越して一番大きくになりました。

カーテンをよじ登るきんぎょちゃん。
こいつのせいで、カーテンがぼろぼろです。
そのきんぎょちゃん、ようやく応募が来ました。
喜んでると思いきや、里親希望者さんが来ると、こたつの中に隠れてしまいました。
きんぎょちゃんだけではありません。
同じ部屋に猫が6匹いるのですが、皆姿を消してしまいました。
これまではお客さんがあると、興味津々で集まってきたのに…。
どうもサバくんが、みんなに言いふらしたみたいです。
「気をつけろ! 知らない人が入ってきたら、どこかに連れて行かれるぞ!」
きんぎょちゃん、しばらくしてこたつから出てきて押入れに上がり、ものすごく怒った顔でこちらを睨んでました。
顔をプクーと膨らませて…。
里親希望者さんが帰ってからも、ブツブツ小言を言ってました。
最後に、ボラさん。

昔から人見知りし、一番難しいと思っていました。
慣れると、とても甘えん坊で、抱きついてペロペロ舐めたり、口を大きく開けて挨拶したり、美味しいものを食べるとき「ウマ、ウマ」と言いながら食べたり、とても愛嬌があるのですが…。
このボラさんも、里親希望者さんが現れました。
遠方なので不安ですが、良さそうな方なのでうまく懐いてくれればなーと思います。
サバくんたちの隣の部屋には、生後3ヶ月の子猫が母猫と一緒にいるのですが、きんぎょちゃんたちとは大違い、子猫の方から駆け寄ってきて、すり寄って甘えます。
やはり里親譲渡は、できるだけ早く猫が小さい時にするべきですね。
サバくんは、トライアルの失敗から立ち直り、元の人懐っこい性格に戻ってきました。
きんぎょちゃんは相変わらずブツブツ小言を言ってます。
ボラさんは、この間、お客さんが出したチュールを食べていました。
この兄弟、少し時間をかけて、よく懐いた方に里親さんになっていただければ良いと思っています。
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