我はここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わん。
我が生涯を清く過ごし、
我が任務を誠実に尽くさんことを。
我はすべての毒あるもの、
害あるものを絶ち、
悪しき薬を使わず、
また知りつつこれをすすめざるべし。
我は我が力の限りなく、
我が任務の標準を高くせんことをつとむべし。
我が任務を遂行し、
取り扱える人々の私事のすべて、
我が知りえたる一家の内事のすべて、
我はひとにもらさざるべし。
我は心より医師を助け、
我が手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。
戴帽式を経験したことのある方は、
聞いたことのある言葉だと思います。
[フローレンス・ナイチンゲール]
1820年5月12日、イギリスに生誕。
1910年8月13日、90歳で生涯を終える。
【看護】というものを、
看護師として実践し、
看護を後世に繋いでいく為に、
時には社会起業家として、
時には統計学者として、
時には看護教育学者として尽力された一人の女性です。
1854年に勃発したクリミア戦争に際しては、
戦地に従軍し、
負傷兵士や、戦争に巻き込まれ怪我を負った人々の手当てを、
昼夜問わず行ったと言われた。
その働きから、「クリミアの天使」「ランプの貴婦人」と呼ばれた。
ナイチンゲールの指示で、
病院内を清潔に保ち、
患者さん達の言葉に耳を傾け、
患者さん達の心に寄り添い、
こまめな手当てを提供したことにより、
死亡率42%だった病院の状況を、
死亡率5%まで低下したと言われている。
私は今も、
ナイチンゲールを尊敬して止みません。
しかし、
私が今まで実践してきた「看護」は、
その足元に及ばず。
果てしなく遠い存在です。
ナイチンゲールの志だけは、
生涯持ち続けて居たいと強く思っています。
私はナイチンゲールの名言で、
心に刺さるものがいくつかあります。
「あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。
目的を高く掲げなさい。」
「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である。」
「女性よ自立しなさい。
自分の足で立ちなさい。」
「恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう。」
「看護を行う私たちは、人間とは何か、
人はいかに生きるかをいつも問いただし、
研鑽を積んでいく必要がある。」
沢山あり過ぎて、ご紹介しきれません(苦笑)
実はもう少し前から…
龍太郎が、私から卒業しようとしています。
昨年の夏から、食べても食べても右肩下がりに減る体重。
活動範囲や活動時間の低下。
増える睡眠。
ここ最近は、トイレに行きたいのに、
自分で歩いて行くのが大変になってきました。
最高で体重が7.8キロあった彼が、
今3キロを切りました。
私は、
変わりゆく龍太郎を受けとめ、
寄り添い、
卒業の日まで、
龍太郎のカーちゃんとして、
尽くしきろう!
と思っています。
でも、
空回りも多くて(苦笑)
まだまだ食べたい気持ちだけは強い龍太郎さん。
しかし、その嗜好は移ろいゆき、
我が家はフードショップの様になってます(苦笑)
私は元々ショートスリーパーなのですが、
寝る前に必ず龍太郎のトイレ誘導をしてから
床につくようにしていますが、
タイミングが合わないと、私の顔の横でオシッコをしていたりとシバシバ(笑)
起きなくてゴメンネ!と片付ける様を、
目を細めて見ている龍太郎さん。
笑う私。
今は食べれればいいので、こだわりなく色んなペースト食を提供しています。
それでも、プイッな時には、
目の前でその開封したちゅ〜るやペーストを私が食べて見せて、
「美味しいよ?」と言ってみると、
やっぱり食べる!みたいになったり(笑)
消化機能が落ちてきているようで、
1回に沢山食べると、暫くして嘔吐してしまうので、6回位に分食対応にしています。
私は今、
本当に仕事を辞めていて良かった!
と、心から思っています。
私の1番大切な彼に、
私の持てる術の全てを、
時間を、
彼に注ぐことが出来ているからです。
一片の後悔を残さない…ことは出来ません。
でも、その時を迎える為に、
私は…ナイチンゲールにはなれないけれど、
ナイチンゲールを目指そう!
と心に誓っています。
愛する我が子、龍太郎のために…
1日は1.000年のようであり、
1.000年は1日のようであるのだから…

追記:願わくば、龍太郎さんの卒業前に、
勇気のあるコは、「赤褌ネコ」と「白鳥チュチュネコ」を継承して下さいな☺️😽
そして、ネコジルシを楽しく盛り上げていって欲しいです✨
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