房総半島にやって来ました。
やはりこちらは温暖ですね。
車を走らせていると、河津桜のピンクの花と
黄色い菜の花、梅や水仙の白い花が自ずと目に
飛び込んできます。
花々が春の訪れを告げているのです。
庭のさくらんぼの木も最初の花がひとつ咲き
始めました。
枇杷の木には小さな実がいくつか付いています。
南房総の海、里山、古い田舎家。
いつのまにか慣れ親しんだ景色となりました。
こちらに来ると実感することがあります。
それは、夜、海の波音を聴いていると
とてもよく眠れるということです。
風の音、川のせせらぎ、木の葉の揺れる音、
雨音などもそうかもしれませんが、自然に近い
音が眠りに良いと言われているそうです。
こうした自然の音や、ヒーリングミュージックと
呼ばれる副交感神経が優位になるような音楽は、
リラックス効果が期待できるそうで、まったくの
無音状態よりも良いという説が多いようですね。
(諸説あり)
さて、ネコジの日記では、
私が『道の駅』巡りが好きなので、主として
千葉県の道の駅のことを、紹介がてら何度か
書かせて頂きましたが、今日のはちょっと
違います。
『道の駅』ではないのです。
その施設は、千葉県鴨川市にあり、名称は
総合交流ターミナル『里のMUJI みんなみの里』
と言います。
まず、んんッ??
と思うのは、里のMUJIの
「MUJI」ではないでしょうか。
そうなんです。この施設は、
鴨川市から指定管理者に認定された
【株式会社 良品計画】が運営しています。
あの「無印良品=MUJI」で有名な会社です。
そもそも、1999年3月に開業した
総合交流ターミナル「みんなみの里」は、
鴨川市が設置した施設で、郷土文化や農産物を
紹介したり、農業体験を通じて都会の人との
交流を深める等、幅広い活動を行ってきました。
鴨川市は、
2017年2月の地方創生拠点整備交付金の
採択を受け、同施設の全面改装を目指しました。
そこで【株式会社 良品計画】 は、2017年4月に
鴨川市と「地域活性化に関する協定」を締結する
と同時に、同施設のデザインと改修を行い、
2018年4月27日に『里のMUJI みんなみの里』
としてリニューアルオープンしました。
観光客はもちろん、地元の人も毎日通える
「役立つ場所をつくること」がコンセプトと
なっており、現在、
『里のMUJI みんなみの里』は、
◆無印良品
◆Café&Meal MUJI
◆農産物・物産品の販売所
◆開発工房
から成る総合交流ターミナルとして、幅広い層の
人気を集めています。
つまり、この施設は、(株)良品計画の初となる
【ロードサイド型店舗】、すなわち
『道の駅』タイプの無印良品という訳なのです。
無印良品の品々を、ここで見て手にとって購入
できるのは、「無印良品=MUJI」のファンに
とって嬉しいことだと思います。
『里のMUJI みんなみの里』とは、里にいながら
同時に、おしゃれな無印良品の店内にいるような
そんな不思議な感じのする『道の駅』と言っても
いいかもしれません。
そしてまた、んんッ??
と疑問が湧いてきます。
「じゃあ…みんなみって??どういう意味??」
私もそう思ったので調べてみました。
明治19年(1886.9.26)鴨川市細野に
古泉千樫(こいずみちかし)という後に歌人と
なる人物が農家の長男として生まれました。
古泉千樫の生家は『里のMUJI みんなみの里』の
近くにあります。
古泉千樫は、伊藤左千夫や斎藤茂吉、
北原白秋や石川啄木らと同じ頃に活躍し、
ふるさとの情景を歌った作品で高い評価を
得ていました。
ふるさとの物語を歌った作品のなかに
《みんなみの 嶺岡山の焼くる火の
こよひも赤く 見えにけるかも》
という歌があります。
これは、古泉千樫の生家の南(みんなみ)の
方角にある嶺岡山(みねおかやま)の野焼きの
風景を見て、自分の燃える心を歌ったものだと
言われています。
1904年、古泉千樫がまだ18歳の時の作品
だそうです。
燃える心、その燃える想いとはどんなもの
だったのでしょう…。
古泉千樫の生涯をたどっていくと、
焼くる火のような燃える想いが少し見えて
くるような気がします。
そしてこの歌から『みんなみの里』という
施設の名称が名付けられました。
【古泉千樫についてはこちら】
⬇️
https://www.city.kamogawa.lg.jp/site/shiryoukan/1006.html
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%B3%89%E5%8D%83%E6%A8%AB
最近、『里のMUJI みんなみの里』の
”Café&Meal MUJI”がTV番組で紹介されていて
(タカトシ温水の路線バスの旅)
その時に出演者が食べていたスイーツが美味しそう
でとても気になっていたので、夫と食べに行くこと
にしました。
この日は、朝から雨模様、のちにどんよりとした
曇り空のスッキリしない1日でしたが、午前10時
過ぎに『里のMUJI みんなみの里』に着いたところ
すでに駐車場はほぼ満車状態。
TV番組の影響なんでしょうか、店内は老若男女で
ごった返しています。
お目当ての『Café&Meal MUJI』を見つけました。
広い店内は、ナチュラルでウッディな素材を使った
インテリアが無印良品らしい作りです。
本がたくさん並んでいて自由に読むことができて、
天井には豪華なライトがたくさん下がっていて、
電源とwifiが完備されたカウンター席があって…、
まるで街中のカフェにいるみたいでした。
素材そのものの味を生かし、
自然のうま味を引き出すメニューを提供している
『Café&Meal MUJI』。
私たちがオーダーしたのは「みねおかパフェ」。
下から黒蜜、クランブル(砕いたクッキー)、
嶺岡豆腐(牛乳、生クリーム、葛粉)、
ソフトクリームと積み重ねられており、
1番上にスライスアーモンド、チーズケーキが
トッピングされています。
さっぱりしているのにコクがあってクリーミー、
ヘルシーで甘過ぎない素朴な味のパフェでした。
とても美味しかったです。
パフェに使われている嶺岡豆腐が誕生した
エピソードが面白いので、興味のある方はぜひ
こちらも読んでみてください。
⬇️
【嶺岡豆腐について】
https://www.muji.com/jp/ja/shop/046602/articles/muji-staff/441176
鴨川市でいくつか他の用事を済ませて、
帰りにホームセンターに行ったら、julien😼✨に
良さそうなドライフード用のフードボウル🥣が
ありました。
探していたのは平たいお皿ではなく、高さのある
脚付きのフード用のお皿です。
陶器で、サイズがぴったりで、絵柄も可愛い🥰✨
おまけに、
猫工学に基づくデザインで、首に負担のない
楽な角度で食べられます‼️
という説明書きを読んだらもうこれしかない‼️
と思い込んで即買いしてしまいました。
この【猫壱】というブランド、食器だけではなく、
おもちゃや爪研ぎ、お手入れ用具などの品数も
豊富で、私が手に取ったフードボウルのシリーズも
人気商品だったのですね。
あの、“キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン”
という商品も【猫壱】プロデュースの
電動おもちゃだったのですね。
なるほど…🤔‼️
そうか…🤔‼️。
でも🤔‼️
私が両手を使って、
(あるいは体を自ら回転させて)
ヒモをぐるぐる回して、
julien😼✨がそれを追いかけるという
自前の手動のおもちゃ、
“It's easy to catch me”で
(もちろんそんなおもちゃは存在しません🤪)
julien😼✨は問題なく遊んでいるので、
今はこれ必要ないよね…😛と、
自分に言い聞かせ、あとは、おやつを少々
買って帰りました。
帰って早速、新しいこのフードボウル🥣を
試してみたら食べやすそうに実によく食べました。
やっぱり食べやすいのかなぁ…☺️✨
julien😼✨の顔のそばに
岸辺に咲く河津桜、
庭のさくらんぼの花と枇杷の小さな実の写真を
コラージュしてみました。
いつも最後まで読んで頂きまして
誠にありがとうございます😊🫶🏻💕
では、また👋🏻
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