それが、いまやマリオもポケモンも世界が認めるキャラクターになったし、ゲーマーはeスポーツと言われ、子供がなりたい職業となった。
日本の漫画やゲームは、ゲームの枠を超え、小説や映画、哲学者にすら匹敵している。
そんな中で多くの人に知ってほしいゲームがある。
NieR:Replicantとその遥か数千年後の先の話となる
NieR:Aotomata。今回はこちらを強くお勧めしたい。

世界観は、宇宙人作り出した「機械生命体」により人類は月に逃げ延びた。
宇宙人と機械生命体を抹殺し、地球を奪還するべく「アンドロイド」を投下した。
人類のいない地球で数千年に及ぶ機械生命体とアンドロイドの永き戦い。
プレイヤーはアンドロイドである2Bと9Sを操作し、機械生命体たちを撃破していくのだが、敵であるはずの機械生命体たちがとにかくカワイイのだ。
感情をもち、言葉を獲得し、自然や動物を大事にする気持ちをもつ者が現れる。
アンドロイド達よりも人らしい、そんな愛しい存在として描かれる。
私もゲームの進行上仕方なく10,00体以上撃破しているが、やっていて「どうにかして機械生命体とアンドロイドが共存する未来はないのか!!」と願っていた。
どっちにも正義があり、目的を遂行するため、同胞の仇を取るため闘い続ける。

やがてパスカルという名の機械生命体が現れて、戦わないで暮らす村をつくる、アンドロイドとも交易を行い、家族を構成し生きていこうとしていた。
パスカルは「話し合いをすることでしか相互理解は得られない、そう思います」と。
しかし世界は残酷で、やりきれない結末がパスカルに訪れる。
NieR の世界はとても残酷。
一つひとつのエピソードが全て報われないからだ。トラウマや鬱になりそうなほど。
だけど不思議と今の世界とリンクしていて考えさせられてしまう。
世界も音楽も映像も美しいNieR の世界。
機械生命たちのかわいさと、切なくて報われない世界観を多少でも感じられるコンテンツがコチラ。⬇️⬇️
https://www.amazarashi.com/antinomy/
いま、アニメも放送しているが、やはりゲームをやってほしいと思う。
情報量が違うためです。そしてサブクエストと呼ばれるミニストーリーがまた報われないものばかりなのだ。
次回はそのサブクエストの中の一つを紹介したいと思う。
動物好きならなおさら刺さる話です。
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