タグラインは企業理念を伝えるため少し「抽象的」で5年、10年は、「ブレない」、変わることがありません。
しかしキャッチコピーは売り出す商品の特徴に合わせて、商品のベネフィットを伝えるために「具体的」で、かつ絶えず「変化」します。
スマホとプレステのキャッチコピーは違いますが、タグラインの「It'a SONY」は共通です。
キャッチコピーって、ネコジルシだと日記のタイトルにあたるのかなあ。
企業は、キャッチコピーを発表するにあたりリーガルチェックを行います。
法律に抵触していないか?
ところが最近はややこしくなってきました。
リーガルに加え、コンプライアンスです。
企業はリーガル部門以外にコンプライアンス部門を新設しています。
法律に触れていなくても、広告に不特定多数の消費者を不快にする表現が含まれていないかをチェックしています。
お笑いのバラエティ番組で芸人さんが食品やトイレットペーパーを無駄にすることは法律には触れません。
でも視聴者から多くの苦情が寄せられ始め、自粛になりました。
バラエティがつまらなくなった原因はコンプライアンスです。
よくSNSが炎上しますよね。
デジタルのおかげで個人がパブリッシュを打つことが出来る時代になりました。
個人単位であっても法律に抵触することはあまりありません(だって、つかまっちゃうから)。
問題はコンプライアンスです。
個人のSNSに欠如しているのはコンプライアンス。
PVを稼ぎたいために過激なタイトルを付ける。
でも最後まで読んでも落ちがなく、たとえ特定した人物や集団を傷つける意図がなくても、結果的に誰かを傷つけているかもしれません。
時間限定なら許される? ダメです。
今の時代はデジタルタトゥーがあります。魚拓を取られてますよ。 投稿した時点で投稿者の責任が発生します。
Twitterで炎上するのはたいがいそんなバ●です。
ほとんどが想像力(センス)の欠如です。
私たちが投稿したSNSは地球の裏側でも見ることが出来ます。
つまり、誰が見ているか分かりません。
過激なタイトルを付けて多くの人に「えっ、なになに!?」「どうしたの、どうしたの!?」と煽るのは良いと思います。
でもね、最後に「なるほど!」「そうだったのか!」と言う納得感を読者に与えた方が誤解を受けづらいです。
そうじゃないと誰かを傷つけているかもしれません。
で。。。タイトルの「マーベルは賢い」のか?
いいえ、マーベルは賢くありません。
バカでもありません。
マーベルは「ズル賢い」んです。
私をたぶらかします。
親爺さま、ひどいわ!
前回の日記、「タグライン」。
↓
https://www.neko-jirushi.com/diary/288162
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