
義父は超猫嫌い、すぐにこの家の子にはなれなくて、それでも頑張って存在を認めてもらえるようになった。
ニャアの努力やその愛らしさに、色々悩みがあった私は助けられ、前向きにがんばれるようになった。
ニャアは一年と10ヶ月後、事故に遭って永遠のお別れになった。
ニャアが残してくれた猫、白とトラ。
その後、チーとふぅがこの家の子になった。
今年はなおがこの家にやってきた。

猫がいない時はどうしたら猫が飼えるようになるかな?とかずっと思ってたのに。
なんだかんだ猫の方から来てくれたんだもんね。
猫生活10年か・・・。
いつのまにか、だね。
昨日は怪我をしたなおを病院に連れて行った。
怪我は噛み傷ではなく爪傷だった。
爪の引っかきにしては線が太いな、と思ったんだけど、複数の浅く長い傷は噛み傷ではないそう。
そういえば、白の爪を2本切ったね。
そのせいで細く深い傷にはならなかったのかもしれない。
先生も表面だけの傷だから、抗生剤は使わないで様子を見ましょう、ということになった。
便検査をした。
予想通り、マンソンと猫鉤虫の卵が確認できた。
マンソンは注射で駆虫薬を打ってもらった。
猫鉤虫はネクスガードキャットコンボという首にたらす薬をいただいた。
3週間後に駆虫できているか、再検査。
あとはウイルス検査。
FIV(猫エイズ)陽性だった。
先生も「困ったねぇ・・・」と言ったが。
猫エイズの子がいても多頭飼いで移らず暮らせるんですよね?と聞いた。
「噛み合うような喧嘩さえしなければほぼ大丈夫。でも、白くんとねぇ?」
そうなんだよね、白との喧嘩傷で受診したんだものね。
これからも問題あるよね。
チーのように、見ていられる時だけお庭にでる、あとは事務所内で過ごしてもらう、これが1番ストレスのない生活になるのかな。

何が正解なのかはわからないけど、みんなが幸せに暮らせるように❣️
白はエイズワクチンをしていなかった。
5年ほど前、ウイルス検査をした時にはエイズ陰性だった。
けど・・・その後、何度もよそ猫と喧嘩して怪我をしている。
すでにエイズに感染しているかもしれない。
逆に感染済みの白と喧嘩して、なおが感染したということも考えられる。
とりあえず、白のウイルス検査をしてまだ陰性ならエイズワクチンを打つことになった。
感染したてで検査に出ないだけかもしれないけど、とりあえず陰性なら運頼みでワクチンを打つ。
あとは、今まで通りに暮らしてもらうしかない。

「僕はここが好き」
いきなり暮らしぶりを変えたらそれが大きなストレス。
何よりも外で自分の好きなように暮らす白、ワクチンを打ったところで今晩、事故死することだってあるんだ。
この10年間、毎日が賭けだった。
1ヶ月以上も放浪して家に戻らない。
毎日毎日探しに行っては連れ戻す。
そしてまたセンターラインのある道路を渡って縄張り場所に行ってしまう。
道路横断して事故に遭う確率が増えるくらいなら探しに行かなければ良いのでは?
そう思ったこともあった。
それでも1ヶ月ぶりに会えて痩せ細った白を見ると家に連れ戻さずにはいられなかった。
なおが家に来た。
その日から白が変わった。
毎日、家でご飯を食べ、ずっと庭にいる。
なおと喧嘩する時もあるけど、こんなにもずっと白を見る日が来るとは思わなかった。
白ももうすぐ10歳、あちこち遠出して、いつか出かけた先で野垂れ死ぬ、そんな事になることもあるかもしれない、そういう不安があった。
セカンドハウスの人も「最近、白ちゃんを見ないけど、どうしたの?」と心配して聞いてきた。
可愛がって気にしてくれる人がよそにもいる白は、すっかり家専用猫になりました♪
10年目にして歳をとってきた白のためにニャアがなおを派遣してくれたのかな。
そう思うと今の現状もまあそんなものなのかなぁ、と自然に受け入れられるかな☺️

「車の中でキャリーからでて庭を見る白。
夢中になって見ているから、背後からそっと手をプニっと握り、爪切りができた!
こんなにも楽々爪切りができるなら、定期的にキャリーに入れて、そのあと車内に出して爪切りしよう♪」
本日のウイルス検査、白はエイズ+だった。
なんとなくそうかなぁ、と思えた。
白のように日常的によそ猫に会うんだもん、リスクは高い猫だよね。
むしろ、今までエイズのことをすっかり忘れてワクチンをしてなかった事。
私、バカすぎだな。
ごめんね、私、まだ元気でいられるように頑張って君たちを最後までちゃんとお世話して見送るからね。
チーは陰性だったのでワクチンを受けてきた。
2週間後、3週間後、まだまだ動物病院通いは続く。
私の通院とどっちが多いいかな〜😆
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