実は、ご存知の方も多いと思いますが、私は今住んでいる近所の猫たちに毎日ご飯を上げています。
2年前、今住んでいる家に引っ越してきたときに、茂みにネコを見つけて、見たらたくさんいました。それから気になって、ボランティアの方に協力を頼み、去勢・避妊手術をして、子猫はなんとか里親を探し、今は里子にいけなかった子たちがいます。里子に行って幸せになった、サスケ、みうちゃん、りんちゃん、大くんもみんな私のところにご飯を食べに来ていた子達です。
毎日私が来るのを茂みの中で待っていて、私の足音がすると飛んできます。
詳しいいきさつは私の昔の日記から・・
http://www.neko-jirushi.com/user_home/diary/diary_detail-22286-6504.html
この場所は近所の方の苦情が多く、いろいろ説明をしたけれども理解をなかなか得られず、ネコにご飯をやるなとの看板を建てられたりとかなり厳しい環境です。皆さんのご意見も賛否両論だと思うので、ネコジの日記にはあまり書いていないのですが。。。
その猫たちの中に、キジ白の親子がいます。私はおかあさんとキジ白くんとよんでいます。おかあさんはとても小さくて、避妊する前にサスケやキジ白君を産んだので、少なくとも3回は子供を産んだと思います。お母さんはまだ3歳くらいでしょうか?とても気が弱くて臆病でとてもかわいいキジ白のこです。お母さんが生んだ子は去年の夏にみんな里子に出して幸せになりました。キジ白くんは今2歳くらいですが、もうかなり大きくて、いつもお母さんのそばにいて二人は行動をともにしていたので、去勢だけしてもとの場所に戻しました。

(小さいころのキジ白君、2年前)
ご飯をあげると、キジ白くんが周囲を確認して、お母さんを呼び、いつもお母さんを守るようにして寄り添っています。そんなお母さんとキジ白くんがほほえましく、そして厳しい環境で生きていくのを不憫に思っていました。
昨日ご飯を上げたときに、いつもはキジ白くんとお母さんは一緒に食べるのですが、お母さんがご飯の近くで動かず、うずくまっている。
警戒心が強いので触れないのですが、そっと背中をなでたらおとなしく触らせてくれました。その始めて触った背中、、、骨と皮だけでした。
ほかの子達はご飯を毎日食べて冬毛でまるまるとしているのに・・・動かないお母さん。
きっと具合が悪いんでしょう。か細くないていました。

(キジ白くん)
一度家に帰り、捕まえて病院へ連れて行こうかと思いました。それでキャリーバッグを持ってもう一度戻りました。お母さんは一人で同じ場所で動かないでいました。ご飯を食べた様子もない。初めて口元をなでてあげたら気持ちよさそうにしていましたが、なんとなく息も荒い感じ。
病院へ連れて行って治療しようか、でも飼う事はできない。きっと臆病なお母さんには病院はストレスに違いない。お母さんにとっては生まれながらに育った、大好きな息子、キジ白くんとこのままここにいて、ネコ生を全うするのが幸せなんだろうか。。。すごい迷いました。そのときにそっとキジ白君が現れてお母さんを慕うように寄り添いました。
その姿をみて、もうしばらく様子を見ようと私は家に帰りました。その二人の姿をみて泣きそうになりました。今日からお母さん用に栄養価の高い缶詰とめやにがすごかったので、病院でもらった風邪薬をご飯に混ぜて上げてみるつもりです。
お外で暮らすニャンコたちは本当に厳しい環境で生きています。私も無力ですが、出来る限りのことをしていきたいと思っています。
長い文章になってしまいましたが、この二人のことについて記録に残したくて日記に書きました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
おまけ:
5年前?くらいにとった若かりし日のななちゃんとツリーです!ななちゃん、目がひかっているけど(笑

最近のコメント