さようなら、ありがとう、愛してるよ。

2010年1月4日(月) 2010-01-04T19:27:53+09:00 603 / 2

あなたには一目惚れでした。
毎日が来なきゃいいのにって
ズタズタだった心。
毎日が不安で死ぬ事しか考えてませんでした。
睡眠薬で意識のない毎日。
飼ってた犬とも離れ離れになって
苦しくて寂しくて里親探しを始めました。
そんな時にあなたと出会いました。

2008年9月13日

あなたが私の元へ来ました。


元の飼い主さんに連れられて小さい声で
ニャーって鳴いてましたね。

名前　ハイジ　男の子　５歳

種類　チンチラ

大きい目でフワフワの毛。
最初は警戒して姿も見せなかったのに
１０分位して手に餌を乗せて名前を呼んだら
ソロソロと出て来ました。

それから私が仕事でいない時は
どう過ごしていたのか分からないけど
帰って来ると玄関に座って大きな目で私を見上げて
鳴いて迎えに来てくれていたね。

私が取り乱した時に当り散らしちゃって
それでも私の傍から離れないで傍にいてくれたね。
いつも朝起きるとハイジは隣に居てくれた。

お母さんからの要望で何度も話し合って
ハイジを栃木の実家で飼う事になって
辛くて不安定な気持ちにさせてばっかりでごめんね。

ハイジは本当に幸福を呼ぶ招き猫。

ハイジが私の傍に居てくれたから寂しさも小さくなった。
ハイジがウチに来てすぐ自分を大切にしてくれる人が現れた。
それは、11月13日。

実家に行ってからは
お母さんのお婆ちゃんの介護のストレスを和らげてくれた。

ウチの母親が玄関で近所の人と話してる隙に
外に出て以来１日１回だけ外に出て１０分で帰って来る。
元の飼い主さん、私の所で飼ってた頃には
味わえなかった外の楽しさ。
母親の後ばっかり追ってニャーニャー鳴いて
決まった時間になると外に出たいって鳴いてたって聞いた。




2010年1月4日(月)

ハイジは自分のお気に入りの場所で天国へ旅立ちました。
眠ってる時の様に可愛い顔のまま
お母さんにいつも抱かれてる様な体勢だったそうです。


帰ろうか迷ってた今年のお正月。
帰って良かった････ハイジに逢えたから。
いつもとは何か違ってた。
私やお母さんの顔を見るたび鳴いてた。
大好きな抱っこもあまりさせてくれなかった。
いつもなら写真を撮るのに撮らなかった。

今朝ハイジが天国に行ったのを知らずに今日は面接だった。
最後に面接する人に呼ばれて

私の独断であなたを採用したいと思います。

嬉しくて実家の母親に電話したら
最初はハイジが昨日から帰って来ないんだけど
そのうち帰って来るよねとか言ってたのに

採用された事を告げたら

本当はね今朝ハイジが死んだの。
ハイジの姿を見てたら今回、採用されるんじゃないかって
そう思ったんだよ。だけど結果を聞くまでは
言わないって決めてた。まいちゃんから採用されたって聞いた時
やっぱりなって思ったよ。
ハイジからまいちゃんに最後のプレゼントだと思うよ。
まいちゃんの悪いものを全部持って逝ったんだよ。


そう言われた。
電車の中でも歩く道でも家の中でも
流れる涙を止める事は出来ませんでした。

ハイジが天国に行ってしまった原因は分からない。
最近、吐いてる事がたまにあったみたいだけど
前々から観葉植物を食べては吐いてたらしいので
お母さんもそんなには気に留めてなかった。
助けられたかも知れない。
でも今更、何を言っても遅いんだよね｡｡｡
お母さんはハイジを抱いて15分位、泣いてたって行ってました。
その後、市役所に電話をしたら今日は無理ですと言われたのに
すぐ引き取りに来てくれたそうです。

お母さんはショックがいつまでも続いて
落ち込んでいるとハイジを葬ってあげられないからと
家にあった思い出の物も処分したそうです。
冷たいのでは？と思う方もいるかもしれませんね。


もしも話せるなら聞きたい。

ハイジ、あなたは幸せでしたか？


心の中でこれからハイジは生きるから
私は泣くだけ泣いたら元気いっぱいに笑うからね！
ハイジの事を絶対に忘れない。

ハイジ、出会えて本当に良かった。
ハイジ、愛してるよ

文書にまとまりないですがこれが精一杯です。
ごめんなさい。
ハイジを愛してた事、大切にしていた事、
ハイジという猫と出会えた事の尊さ
伝えたいのはこれだけなのかもしれません。

名前は伏せますが
私を里親に選んで下さったハイジの１番目の飼い主さん。
ハイジの事、ちゃんと愛して可愛がって
死に目に私は会えませんでしたがハイジは幸せだったと思います。
写真がうまくＵＰ出来ないので写真をお送りする事が
出来ますのでハイジを見たいと思いになったら
ＰＣのアドレスをメッセージで下さい。
携帯のアドレスでも結構です。