11月20日
何やらいつもと違う雰囲気のLINE胸騒ぎがした
夫の身体に、嫌なものがいると。
今日は精一杯普通の会話をした。
明日、病院で先生のお話を一緒に聞くこととなる。
この朝のピースと杏
11月21日
朝一番で病院に行き、先生のお話に耳を傾け頷くも、これは現実なのか?そして、もはや入院と手術に向けての説明。
家に着いたら、14時近くなっていた。
検査結果は一週間後に出るが、CTで見たものは、私の想像よりはるかに大きなものだった。
これは現実。
家で一人になったら、子どもみたいに泣きじゃくってしまった。
ピースは、そんな私のほっぺを優しく舐めてくれ、『そばにいるよ』って言ってくれた気がした。
いつも私をいっぱい励ましてくれました。
この後、直ぐに抗がん剤投与のため入退院を繰り返しました。
そう💦嫌なもの=癌 だったのです。
私は今まで両親のことをずっと夫に伝えていました。自分の事ばかりでした。夫は伝えたくても言えなかったのだと思います。猛省しました。
夫の変調に気付かず、打ち明けられた時は深刻な状況だったのです。
先生の話を冷静に聞いている自分と、何を言われているんだろう?という自分がいました。
抗がん剤投与で入退院を繰り返していた頃、私にしか肩乗りしなかった杏が自分から夫の肩に乗ったのです。
この写真を撮っていた時、感動して泣いてしまいました😭
抗がん剤である程度癌を小さくして、2月に12時間にも及ぶ大手術をしました。
嫌なものは全て取り除いてもらったのです。
入院中、点滴をしたままでも着られる脇のボタンで止めるベストを編みました🧶
管が有ると、カーディガンとか着れないんですよね。被って脇で止めれば簡単に着れるから良いかも‼️と慌てましたが、何とか間に合いました。
一ヶ月近く入院し、退院してからも体力作りに励む夫に生きる力強さを感じました。
そして今日、夫は誕生日を迎えたのです。
自宅でささやかにお祝いしました。
そして、明後日から職場復帰することに。
もう、なんてすごい回復力なんだろう。
本人の気持ち次第で病気もどこかに行ってしまうのかもしれません。
でも、この癌は再発する可能性が高いのです。
一生、向き合っていくことになると思いますが、一緒に闘います。
癌なんかに負けてたまるか‼️
入院前に、いつもピースと杏を抱っこして写真を撮りました。
子どもたちにも入院する日に家族写真を送りました。免疫力が低下していたので孫たちにも会えなかったけれど、息子たちが孫の写真を送ってくれました。
家族って、あったかいですね。
16日には孫たちが遊びに来てくれて、じぃじの頭を触って喜んでくれました。
抗がん剤により薄くなった髪はスキンヘッドにしていますが、私もバリカンに慣れ、本人もカミソリで剃るのが上手になりました。
まだまだこれからも大変かと思いますが、力を合わせて頑張ります。
家族もそうですが、友だちの励ましがとってもとっても嬉しかったです。
毎日毎日メソメソしていましたが、たくさんの元気をもらえました。
ネコジルシをお休みしていたのも、心に全く余裕が無かったからです。
それでも、時間が心をどんどん温かくしてくれて、また参加できるまで気持ちが前向きになりました🎵
これからも宜しくお願いします。
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