文学に縁もない世界で仕事をし、生活している人間が物語など書こうとなぜ思いついたか。少しだけ紹介させて頂きたく思います。
それはここネコジルシを抜きにして語れません。
猫嫌いだった中年のおやじがひょんな事から二匹の野良猫の世話をするようになり(過去の日記、ゲンさん奮闘記参照)猫のことを調べるうちに、飼い猫を亡くされた方がペットロス症候群というものになる場合があると言う事を知りました。今までペットの世話をした経験がなかった私にとって、それは目からうろこの事実でありました。他の方の日記でもそのような辛さを書かれてあるのを何回となく拝見いたしました。
また、「虹の橋」というペットロス症候群に苦しむ方の気持ちを慰めるお話があるのを知ったのもここネコジルシです。それは短くも大変心温まるお話です。
でも、現実の世界では、交通事故で亡くなった猫、虐待された猫などまだまだ悲惨な事が起こっています。そのような猫たちがどのようにして暮らしているのかまでは描かれていません。
そこで、自分なりに「虹の橋」の世界を描いて見たいと考えたしだいです。
また、猫好きでない方にもこのお話を通して、猫たちの置かれている厳しい現実を少しでも分かってもらいたい。そんな願いを込めました。
それと、もうひとつ理由があります。
それは我が家のチップです。
彼は私が保護した時すでに5~6歳になっていました。野良として生き抜いてくるには辛い事もあったでしょう。もしかしたら親とも生き別れになったのかもしれません。そう思うと可愛そうで、せめて想像のお話の中だけでも母親に合わせることが出来ないかと思い至ったのです。
たかが野良猫です。されど今では我が家の家族です。
家族の一員になったのなら、野良のままでは決して味わうことも出来なかったようなことをしてあげたいと考えました。
親ばかと言われればそれだけです。
しかし、あれほどの猫嫌いな人間を猫好きに変えることが出来る魅力をもっているのも猫の不思議なところでしょう。
少しでも読むに耐えることが出来る文章を目指し、この二年間、文章読本を読み漁っています。その二年目の集大成が今回の作品です。
どうかそこをご理解の上、乱筆乱文は御容赦頂ければ幸いでございます。
最後まで、ありがとうございました。
さて、ただ今、書き直している物に付いては出来上がり次第、作家さん志望サイトに投稿する予定です。
その際はこの日記にて告知いたしますので、あしからずご了承下さい。
なお、「虹になるまで」についての日記は今回で終了とさせていただきます。
年度末になり、実生活の方も忙しくなると思います。
なかなか日記を投稿できないかも知れませんが、ご心配なく。
きっと篭って作品作りをしていると期待していてください。
次回作についてはまだイメージが湧いてきませんが、いずれ良いアイデアが浮かんでくると思います。
また連載できる日が来る事を期待しておいて下さい。
近況報告。
戯曲の世界にそろそろと足を踏み入れてみておりますが、全く違う世界を堪能しております。
すでに戯曲を書いたり、演出をされている方とお近づきになることができました。
色々と新しい発見があり大いに感動しております。
ただ、戯曲は想像以上に難しそうです。
セリフだけで進行していきます。
今までは言葉にならない箇所をいかに文字にして読者に伝えるか考えておりました。同じ文章でありながら正反対のような気がしています。
毎日が戸惑いの連続です。
こちらの方も形になったら発表します。
突然の寒波の再来。
わが家の二匹も縮こまっております。
と思いきや今日は春の陽気です。皆様のところはいかがでしょう。
我が家のホワイトは玄関で車庫猫ちゃんとにらめっこをしておりました。この冬も無事に乗り切った様子です。

おうちに入りたいのでしょうか。

本当に大人しい子です。
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