もち様
敢えて漢字は避けますが、大学時代、『もちまる』さんという先輩がいました。
長い人生ですが、この名字はお一人だけ…
自虐的に「自称・草刈正雄」、似ても似つかない容貌でした(笑)
本物イケにゃん『もちまる』君、You Tubeのスターですね?!
私は興味がないので、目にするのは炎上したときのみ…度々ありました。
ファンが多いものの、見る人が見れば、虐待にも見える
某獣医さんは、「猫好きは嫌う傾向にある」とも発言(苦笑)
…猫の嫌がることをして、面白がって動画を上げる、閲覧を稼ぐ
嫌いになった元ファンも多いよう、フォロワーも激減中。
2月に続いて2度めの配信休止、腎不全が悪化したようです。
まだ若い子、炎上した動画を見ると、ストレスは否定できないのではないでしょうか…
もち様様、家まで買えたとのこと、愛情が本物ならば、じっくり療養させてほしいな…
パパ様
イースター連休ののんびりした月曜日の朝、入ってきた愕然とするニュース、
『教皇逝去』…ラジオからの声に、耳を疑いました。
重度の肺炎から奇跡の回復、経過は順調との毎日の発表、車椅子で行事にもちょこちょこ参加
イースター当日には、サン・ピエトロ広場の信者に向けて、祝福の言葉をかけたはず
声だけ聞いた私は、代読だと思っていましたがご本人
表情といい、かなり弱っている様子
老いたヨハネ・パウロ二世の、聞き取れないほどの最後のイースター演説と重なります。
前教皇と同じく、生前退位の噂もあったのですが、重責を果たしてのあっという間の逝去、
ご無理をなさったのではないかと、胸が痛いです。
最後のゲストが米副大統領、疫病神であったのでは、の英語圏でのブラックジョークも(苦笑)
若い頃にはタンゴを踊り、バーの警備員経験もあり、枢機卿時代は公共交通で移動、
就任後も、コンクラーヴェ(教皇選挙)参加で宿泊した部屋に住み続け、そこで迎えた最期
ご遺体は、ヴァチカンに移動、土曜日の葬儀まで安置されます。
微笑ましい動画が溢れる中、女性信者の手を叩いた懐かしいものも登場^^;
謝罪されましたが、あれは教皇を、いきなりバランスを崩すほど引っ張った信者が悪い(-_-)
教皇も人間です。
正直、信心深い人のエゴは、しばしば教会では目にします。
『改革派』、称賛が目立った反面、批判も多かったこと、昨日知りました。
イタリア全体が5日間の服喪、サッカーの試合も中止されていますが、通常生活には問題なし。
世界中のVIPが集まるローマ、警備が超厳しくなります。
イエスの一番弟子、聖ピエトロの後継者であるローマ教皇
信者すべての父である聖父、英語ではHoly Father、伊語では Santo Padre
親愛を込めてpapaと呼びます。
日本の信者さんたちには、『パパ様』であることを思い出しました。
ちなみに父親のことはpapà、アクセントの位置が異なります。
Ogni morte di papa、イタリアならではの言い回し
教皇が亡くなるたびに=めったに起きないこと
それでも私も3度目の経験、そのたびに、ヴァチカンの伝統を知るいいチャンス☆彡
教皇のお部屋のドアを赤いリボンで縛り、教皇の指輪で封印する儀式も見ました。
簡素な住まいと言われていましたが、庶民の目には超豪華な入り口
⇛教皇用アパートメントはどんなものだろう?!(笑)
葬儀もコンクラーヴェも、死後から何日、と決まっているそう
12年前のコンクラーヴェ、下馬評通りベルゴリオ枢機卿が選出され、教皇名を発表
『フランチェスコ』の名に一瞬静寂が広がり、しばらくして怒涛の歓声が上がりました。
動物等、弱いものに慈愛の目を向けたアッシジの聖フランチェスコ
(芸術経由で)私がキリスト教に関心を持つきっかけとなった人物です。
聖人は多かれど、イエスに最も近い生き方をしたと言われ、聖人中の聖人
キリスト教界で知らない人はいないほどの重要人物、イタリア全土の守護聖人であり、
その名を名乗る勇気は、イタリア人教皇にはなかったのではないか←私論
フランチェスコ教皇はアルゼンチン出身、イタリア移民の末裔です。
皇室の儀式もたくさんの手順(プロトコル)があるはず
香淳皇后の葬儀(多分)の際、国営放送が特別番組を組み、日伊の大学教授がゲスト出演
イタリア人学者が、「日本人にとっての天皇の存在は、イタリア人での教皇と同じ」、と。
思わず「なるほど〜」
私自身、祖母のように『皇室万歳』ではありませんが、否定はしない
欠かせない象徴的存在、でしょうか…
日本とイタリア、ちょっと見正反対ですが、多くの面でよく似ている、が長くいる私の感想です。
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