今回もご主人様とカンペイ(あだ名)の話でお付き合い下さ
い!
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このカンペイ、食生活がちょと変わっていて食べ物になんでも
ソースをかけるんです。
カレー、天ぷら、サラダ…これくらいは当たり前、お漬け物も
ソースですから
彼、言わく「ソースは酢で出来ていて、醤油より塩分が少なく
体にええんやで
愛知県の人はたいがい、ほとんどみんな、90%ソース派やで
目玉焼きなんかに間違っても、醤油みたいなものかけたら、ど
やされていかんがねえ」…って、ほんまかな?
彼、名古屋出身なんです。愛知県の人はみんなソース派ってほ
んとうですか?
僕も、それ以来少しソース派になりましたが…
ある時、近くの大衆食堂に2人で行った時です、そこに皿にも
られたお寿司の盛り合わせがあったんです、お寿司言うても、
ばってらとか入った安物の盛り合わせですが、そこで
主「カンペイお寿司でもソースでいけるか?」
カ『大丈夫やで』と、言う事でお寿司を頼んでソースをドバー
っとかけたら
店の厨房から、おばちゃんが走って来てε=ε=ε=(=^・・^)/
(お客さ~ん、それソースです!)
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そうそう、ここの大衆食堂、老夫婦2人でやっていて、おせい
じにも綺麗という店やおまへん、漫才にあるような「おばちゃ
~ん、おかずに、ごきぶり入ってるやん」
『あら、お客さんのおつれさんかと?』「そんな、つれがある
かいな!」
てな、所で、しかし実際にラーメン頼んだ時に、やたら味が薄
く「おばちゃんこのラーメン、味が薄いで!」と言うと『すん
まへん、だし入れるの忘れてましたw』
言うて、スプーンに、だしの素てんこもりにして、ラーメンに
ドバーっとかけられた事があります。でもここのおやじさん
も、我々を可愛がってくれて、ごはんも大盛りにしてくれたり
しました。…え~と、どこまで話したっけ、、そうそう、
おばちゃんが血相かいて厨房から出て来て
(お客さん、それソースです…)
主「ハハハハ、、ちがうねん、おばちゃん…」
そうしたら、カンペイが俺の方指差して
カ『こいつが、これ醤油っ言うもんやから!』
主「おい!( ̄∀ ̄) 」
それから、半年した頃、この店のおやじさんが亡くなりまし
て、我々2人も世話になったので、お葬式に行きました。
当時は今と違って、葬儀会館とかお寺ではやらなくて自宅での
お葬式、、
カンペイ『どんなん着ていっていいかわからへんし、あんまり
こう言うの慣れてないから』言うて、着てきたのが、普段着に
穴の開いたくつした
カ『それに、俺、挨拶が苦手やねん、、あの…いやみ!』
くやみ!、、やろ。。\(≧∇≦)ノ← タハー
2人でざぶとんに座ってお坊さんの有り難いお経を聞いており
まして、さて相棒の焼香の番です、、、正座で足がしびれたん
でしょうな、、よろよろと、祭壇の所まで
(いやな予感!(-_-;))なななんと、よろけて、ぼんさんの頭
をワシづかみ!!
隣のおばちゃん、下を向いて笑いをこらえるの…必死です
(^_^;)
『えらい、すんまへん』言うて、、次、遺影の写真をじい~っ
と見て、こともあろうに、カンペイ、、柏手(かしわで)を3
回打ったんです。。。オイ!
こりゃ~全員、笑わな、しゃ~ない!\(^0^)/
笑ってなかったのは、ここの娘さん、、怒りで震えながら、小
さい声でつぶやいております (あ・あ・あいつは、葬式には
むいとらん(`-´)゛)
私達がすばやくお葬式を後にしたのは言うまでもありません。
2人ともちゃっかりお菓子とビールだけは貰って帰ってるし
(*^‐^*)
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あのカンペイ、以前聞いた所、故郷に帰って学校の先生を
しているんだって、そこでも、きっと生徒に言うてるんやろな
あ~
『先生が学生の頃、安アパートの隣にアホでおもろいやつがお
ってな、、、』
「カンペイ、、そりゃ~おまえや!!」
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