仔猫発見当日、ゲンさんが自宅に帰り様子を見てみると母猫の姿が見当たらなかったそうです。近くにいる気配も感じられません。
「猫の世界まで育児放棄が広がっているのか」と心配したそうです。
しかし、人間が手を出したことによって戻ってきた母猫が本当に育児放棄をしてしまったら大変と、手を差し伸べたいのをぐっと我慢し見守っていたそうです。
夜の九時になっても、十時になっても母猫は帰ってきません。その間、仔猫たちは折り重なるようにしたまま動きません。まさか死んでいるのではと心配になり近くでみてみると、呼吸はしていたそうです。
もうしばらく我慢して様子を見ていたそうです。そして、時計はついに零時を回ってしまいました。
どうせ手を出すのならもっと早くにしてあげれば良かったと後悔し始めたとき、ベランダで小さな「ミャウミャウ」という声が聞こえてきました。もしやと、そっとカーテンの隙間から様子を伺うと、母猫が帰って来ていたそうです。死んだようにしていた仔猫が母猫の存在を確認すると、生き返ったように元気になったそうです。親子の絆は強いものですね。

それにしても、生まれたばかりの仔猫を長い間放り出して、何処へ行っていたのでしょう。赤ちゃんにお乳を与える為、自分の栄養を補給に行っていたのでしょうかね。
ゲンさんは、出産したばかりの母猫の行動を間近に見るのが始めてで戸惑うばかりだそうです。
産後の母猫の行動にについて詳しい方からのアドバイスを待っているそうです。
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