何となく胸騒ぎがしたけど、休憩時間にかけなおしたところ・・「ごめんねー仔猫がたくさん捨てられてる」
震える声でした。私たちの大切な地域猫地域にたくさんの捨て猫です。
乳飲み子9匹を含む17匹が紙を敷いただけの上に積み重なるように捨ててあったそうです。
日曜でしたので、その日は一緒に活動する男性のえさやり当番の日。
見つけてとても驚いたでしょう。
とりあえずみんなを自分の車に入れ、師匠に電話。
師匠がとんできて、私にも電話したらしい。私はもちろん行けないけど、まだつかまっていない子を捜索して、計17匹。
みんな似たり寄ったりの模様・・。

いったいどこから?みんな模様が似てるからこれは予想だけど、そんなに遠くない人が捨てたかな。庭でえさやりでもして、産まれた子が、さらに妊娠して・・て感じで増えに増えた血縁かな。増えすぎて困った、でもここなら猫好きがえさやりに毎日来るから・・と捨てた?
カラスに気づかれてないし、ある程度餌やりの時間まで考えて置いていった?
師匠が何年もかけて形成したここの地域猫地域は、たくさんのご近所さんの知り合いもでき、実質活動メンバーは4名でもたくさんの見守る目があるんですよね。
毎日の掃除が功を奏し、猫が嫌いな方からも文句もほとんどでなくなって、やっとここまで来たね・・と少し前に話してたんです。
それとも言うのも、師匠を新聞社が取材したいと言ってきてて・・本人は嫌がってたんですけどね。
それだけ認められるようになった活動を一気に潰すような出来事に、師匠も「もうやめたくなった」とすっかり落ち込んでいます。
でも落ち込んで怒りがわいても助けなきゃいけない。
この子たちを見捨てるという選択はないから・・。
いったんすべての子を師匠宅に連れ帰り、師匠が一人明け方までかけてミルク、排泄の世話。
途中協力してくれてる男性が、夜中にも関わらず4ニャン子を迎えに来てくれ、預かってくれあと13匹。
いつも預かりで助けてくれる1名は難しい境遇から助けたワンを2匹保護しているから、無理だろうと思ってたのに、4ニャンを。
地域猫メンバーの一人は今病気の3ニャンを預かり中なのに、それでも2ニャンを。
あとせめて缶詰が食べれるようになってくれたところまでは師匠が頑張ってそれから私が預かるようにします。
乳飲み子9ニャンは生後1週間てとこ。ほかも3週間なってなさそう・・。
うちには怪我療養中のニャンが来る予定があるので、その子も大切な子なので、しょうがない、新しい猫ケージを増やして準備する。
今までも何度も猫は捨てられ、そのつど里親さんを探す地味な活動。
怒りがわいて、さっき里親募集用の文章を作りながら涙がでたけど・・師匠は基本的に怒りにパワーを使わない人。
猫を助けていくのに、すごいパワーが必要だから顔が見えない相手に怒って文句言ってもなにもならないことを経験から知ってるから。
だから私も前向きにやっていくしかない。私が元気でないと師匠が倒れちゃう。
こんなに可愛いんだもの・・・。こちら一番大きな子。

急にお母さんから離れ、良く見えない目で、隣の子猫の耳を間違ってチュパチュパ(*^_^*)
みんな模様が似てるから、誰にミルクあげてウンチしたか分からなくなるのー!!って師匠もプチパニック。
さあ、みんな大きくなって、旅立つよ。
気を取り直して、里親募集の準備です。
小さな子はよっぽどの方にしか譲渡しないので、予約という形でママを探します。
師匠が少し元気になったらHPを立ち上げるぞ!!
文句言うのはおしまい。前向きに・・
今ちょうどTVで、応援してるボラ団体さんの特集があってて、そちらの頑張りに背中を押された感じです!
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