お久しぶりです。
今日は友人と地元で開催された小野田寛郎氏の特別講演に行ってきました。
タイトルはその講演のチラシに書かれていた言葉です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%94%B0%E5%AF%9B%E9%83%8E
(↑小野田氏をご存知ない方の為に。)
四十代以降の方でないとあまりご存知ないかも知れませんが、小野田氏は1922年生まれの太平洋戦争集結から30年目の1974年、フィリピン・ルバング島から帰還された方です。現在89歳です。
彼は翌1975年、ブラジルに渡り、牧場の開拓と経営をされていました。
そしてその後更に俗に言う「金属バット事件」はじめ、凶悪な少年犯罪が多発する現代日本社会に心を痛め、帰国。
健全なる人間形成と文化社会と自然との共存の為にも、未来を担う子供たちの為の自然教育の必然性を痛感し、1984年に子供たちのキャンプ「小野田自然塾」を開かれました。
戦後66年を経た現在、戦争の貴重な体験のお話しを聞かせていただける機会はなかなかありません。
彼はあの小さな島で敵から身を隠し、生き延びなければなりませんでした。
中には絶句する様なお話もありました。
平和は普通じゃなく、戦争と戦争の間に平和があるんだという言葉は印象的でした。
それから、最後に忘れられない言葉。
「人は強くなければ生きられないが、優しさがなければ社会から孤立する」
本当の優しさとは?
もし、寒さに震えている人がいたら、あなたならどうしますか?
A.可哀想!この(自分の)上着を着て下さい。
B.可哀想!何も出来ないけど、がんばって!!
C.ざまあみろ!震えてろ!!
この三人の人間を2つのグループに分けてみて下さい。
小野田氏はBとC は同じだと言います。
行動を伴わない優しさは本当の優しさではないとおっしゃいました。
ですから、暴言を吐いているCと一見優しそうに見えるBは同類だそうです。
とても深くて、なるほどなぁと思わず頷いてしまいました。
小野田氏の講演後は、8月5、6日と広島での体験学習をしてきた地元の小学生の発表会がありました。
原爆ドームの見学や被爆者の方のお話しを聞いたりと、とても真剣な眼差しの子供達に心を打たれました。
10年後の自分への手紙を発表した子のお話し。
「戦争や原爆のない世界を目指す為には、わたしたちが伝え続けなければいけないと思いました。」
・・・誰かが声をあげ続けなければ、戦争はまた起こります。
今日はとても充実したよい一日でした^^
そして、この絵を見て心和む方もいらっしゃれば、ご自分の心の醜さに気付かされる方もいらっしゃるでしょう。

わたしはこの方の描く絵が大好きです。(モデル:二代目ぴけ)
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ずっと体調が悪く(三重苦^^;)、なかなかパブコメも集中して出来ませんでしたが、昨日完成し送信しました。
そんなワケでコメントも出来たり、出来なかったりですみません><

やること遅いのにゃ~=^^=byぴけ
って、またテーブルの上で寝てる・・・。
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