なると「管理人さん、ごはん!」
ふみ~ふみ~、ちゅ~ちゅ~、ふみ~ふみ~、ちゅ~ちゅ~
羨ましい人、手を挙げて!
羨ましいと思っているそこのあなた、大間違いですよ!
しつこいんですよ!
痛いんですよ!
たまに、手が口に入ってくるんですよ、トイレに行ったであろうその手が。
毛布がないと、防衛できません。
そう、6時。起きて朝をやりましたとさ。
そして、7時。
なると「管理人さん、ご飯!」
ふみ~ふみ~、ちゅ~ちゅ~、ふみ~ふみ~、ちゅ~ちゅ~
羨ましい人、手を挙げて!
あなたも好きですね。
でも、管理人は毛布を被って防衛した。
それが、なるとを見た最後だった。
うとうとしていると、
「ドタン!ドタン!・・・・・!」
管理人「う~ん、イタチ?・・・・・・・・・・。」
むっくり。
管理人「なると~?」
し・・・・・・・・・・・ん。
管理人「なると?」
し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん。
茶の間に行くと、家族Aと家族Bがいた。
管理人「なるとは?」
家族B「え?おるやろ?」
管理人「天井から音がする。」
家族A「部屋の戸、閉めなかった?」
家族B「あ、さっき開けて、閉め忘れたかもしれない。」
家族A「閉めるように、言ったじゃないか!」
ふっ、・・・・・・・・・、やっぱり、あなたでしたか。
「ドタン、・・・・・・・ドタ・・・・・。」
管理人「なると~~~~、なると~~~~」
餌をお皿に入れてもやってこない。
やってきたのは黒タンだけ。
例の部屋から呼んでみた。
管理人「なると~~、なると~~~~、なると~~~~~~~~~~~!」
来ない。
管理人「なると~、散歩~~~~、散歩~~~!」
「ドタンドタ、ド、ド、ドタン!」
穴から「んにゃあ。」
あ!顔も見えた。
管理人「散歩行くよ!」
もったいぶったようにしていたが、やっと降りてきた、鈴のついたイタチが。
予想通り、鈴のついたイタチの足はグレーだった・・・・。
ああ、また洗わないといけないのか・・・・くそっ!
なるとが好きな風呂場で、鈴のついたイタチは残り湯で洗われた。
もちろん、かなり抵抗!
くそ~~~~~~~~!
管理人「家族B~~~~~~!責任取って、手伝わんね!」
仕方なく、家族Bが鈴のついたイタチの前足を捉まえ
ボディソープでゴォッシゴォッシ!洗われた。
動物用なんか使ってやんない!
かくして、鈴のついたイタチは抵抗のため、濡れ鼠になった。
そして、二人から怒られる家族Bであった。いつものことである。
一応、管理人室の押し入れをチェックしたが、
天井板は外れていなかった。私のせいではない。
しかし、今回、鈴は鳴らなかった。ちゃんと首に鈴はついている。
何でかな?
濡れ鼠は、嘗め嘗めしながらも、頂くものは頂いていた。
7時に起きなかったのがいけなかったのか?
天井裏って、そんなに楽しい?何かいた?
濡れ鼠になった鈴のついたイタチに聞いても、なんもわからん。
(。・ω・。)

鈴のついたイタチ「反省・・・・。」
管理人「嘘をつくな!反省しているはずがない!
さっき、また、開いていないか確認したのをちゃ~~んと見たぞ!」
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