本日、なるさん去勢日。
去勢・・・・・、嫌な響きだ。
すっきりしない1日となりそうだ。
ああ、・・・嫌な日だ。
なるさん、すまん。
昨日の晩から、なるとはひもじい思いをしていた。
毎晩、黒タンのおこぼれをもらうのを楽しみにしていた。
黒タンもそのつもりだった。
黒タンは一度に必要分食べない。
黒タンはわざと残す。・・・子供のため。母なのだ。
そのおこぼれをなるとが食べる・・・・・太る。食べんでいいわい!
黒タンはお腹が空く。・・・・・ああ、悪循環だ。
そんなんで、2ニャンとも1回の食事量を少なくした。
最近は肥満猫用カリカリ導入。旨くない。仕方なく、喰うか。
昨晩は、管理人室に閉じ込められ、黒タンと別居の予定だった。
あくまで、予定だった。
黒タンは許さなかった。
「未成年には保護者がつくのよ!」
と、言っているかどうかは不明だが、家族Bの部屋から勝手に戻ってきた。
しょうがなく、2にゃん一緒に、管理人室でダラダラ。
日付が変わろうかという頃
黒タン「管理人さん、ごはん。」
なると「母ちゃん、ごはんなの?」
管理人「今日はない。寝なさい。」
何度となく交わされたやりとり。
夜中も・・・・。
早朝も・・・・。
黒タンまで我慢させるわけにはいかず、早朝、室外へ追放。
なるさん、お腹が空いて、悲しそう。
でも、なるさん、5.6kgもあるから、
朝ご飯1回食べなかったくらいで死なないよ。
なるとは重い障子を強引に開けようとした。
怒られ止めるも、やり場のない気持ちを抑えようがない。
8時前
「なるさん、散歩に行こうか?」
二人は散歩に出かけた。
なるさんは、散歩に夢中でお腹が空いたことは忘れていた。
いつもより長~い散歩。
彼岸花の葉っぱにクンクン。食べられませんよ!
烏骨鶏さんも食べられませんよ。
忘れていないな・・・・。
家に帰ったら、
朝ご飯を一気に食べて、全て戻してしまった黒タンの嘔吐現場を
なるとが嘗めようとした・・・・やめんかい!
こっそり、水を嘗めた・・・ああ!まずいまずい。
そうこうしているうちに、家を出ても良い時間に。
ああ、でも早く行ったら、病院で嫌な時間が長くなる。
で、一緒に居たら、かわいそうで心苦しい。
意を決して、キャリーを開けたら、自分からIN
じゃあ、行きましょうか。
なると、車の中でキャリーから出ようと格闘。すぐ止めたけど。
病院に2番乗り。
診察してもらっているときに椅子の下に逃げる。
どうも、管理人室から逃亡しようとした際におでこらへんを強く擦ってる。赤い。
先生の説明
「男の子の場合、去勢手術となります。
タマの間をちょっと切って、睾丸を取り出します。」
ええ、知っています、先生。
女の子の場合、避妊手術ですよね。
でも、簡単に「ちょっと切って」
って、気持ち簡単じゃない・・・。
なるさん、病院のケージに入りたがらない。
力ずくで入れられ、途方に暮れたなるさん、大人しい。
先生が
「あんまり動じないんですかねえ」みたいなことをいったけど、
ただ、ビビリなだけ。固まったか?
じゃあ、なるさん、しばらく・・・・だいぶん、辛抱してね。
4時過ぎには迎えに来るから。
なるとはウンともスンとも言わなかった。
9時半前に病院を後にした。
ああ、嫌な気分だ。自然じゃない。
なるさんのへこんだ顔が浮かぶ。
4時前、とうとう、しびれを切らした黒タンから責められた。
餌置き場に行ってもそのことじゃない。
すでに玄関は1日中開きっぱなしだから「外に出して」じゃない。
黒タン「なるちゃんがいないじゃないの!探して!」
そう、黒タンは我が子が居なくなると、管理人に探してコールをする。
やっぱり、親子でしたね。ほろろん。
でもね、まだ帰ってこないの。
もう少し待ってね。
4時半、病院でなるさんに対面した。
ニャンとも言わないなるさん。
病院のゲージから出てこない。
やっと出てきて、家から持って行ったでっかいキャリーに入ってもらった。
先生は、傷口を見せて、説明。
そうか、3日くらいは外出禁止ね。
現場監督もいけないはずよね。禁止!
「え!、傷口縫わないの?エリザベスカラーないの?」
前の病院と違うな。
車の中で、終始なるさん大人しい。
家の着いて、管理人室に入れたら、挙動不審。
落ち着かない状態で餌を食べた。
管理人室からでたいらしく、たぶん、ケガをした猫が姿をくらます・・それだ。
つきまとう管理人。
なるさん、傷口を嘗めようとする。いかんよ!
う~ん、うちにエリザベスカラーのストックあったっけ?
ない~~~~~~。もう、返してる。
※そんな中、黒タン、なるとを発見。
嬉しくてリアクション少な!
安心して、寝にいった。
挙動不審ななるとは、毛繕いを管理人にばれないところでやろうと必死。
こっちも阻止に必死。
頼む!寝てくれ!!!!!!!!!!!!!!!
とか何とか言いつつ、なるとのベロベロを阻止。
しかし、ついに管理人諦めた。
「も~う、嘗めてしまえ!予防ではなく、対処療法にするよ。」
そう、傷口がひどくなったら、病院に行くことに。
なるとは嘗める。下半身をベロベロベロベロ。
傷口ベロベロ。あ~あ~あ~。
しっぽをペロペロ。よ^しよ^し。
剃られたブラックボールの周囲をベロベロ。それは・・・ま、いいっか。
よくみると、ブラックボール周囲は毛が剃られ、皮膚の状態がよく分かった。
赤く腫れ、剃り方が悪かった?
いや、あるべきものがなくなって、全体的に炎症っぽくなっているのだ、きっと。
阻止を止めた管理人を見て、なるとはひっくり返る。
お腹をサスーリサスーリ。
落ち着いてきた。
管理人の前から居なくなろうとしなくなった。
食欲が戻ってきて、小袋を開けたものを管理人室に置いておいたが
盗んで、ナジラの巣で隠れて食べようとした。
「こら!(嬉)普通になってきた。」
完食して、水をゴクゴク。
書いたら、時間の経過なんて、分からないね。
長かったよ。
なぜか、迎えに来たときのでっかいキャリーを気に入るなるとだった。
6時過ぎ、帰宅後初のオシッコ。出ました。
痛くなかったかな?
夕食後、なるさんがうろうろ。
遊びたいのかな?
でも、今日は静かにしとこう!
管理人室に呼んで、背中をさすりさすり。
なるとはしっぽを高らかと揚げた。
そのとき、ひょいっとお尻を見たら
ブラックボール周辺3cm幅くらいで1周したハゲがあった。
※ブラックボールを含む
微妙な気持ちになった。気の毒に。
7時頃、ベッドの上で黒タンにくっついて、ようやっと、寝そうな感じ。
今日はきつかったね。
ゆっくり、寝てね。
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