一つ前の日記にコメントを頂いてありがとうございました。
この日記を書き終えてから、お返事書きますね。
私は、1つ日記を書くと間隔が空いてしまうので、続いて、1月からずっと書きたいと思っていた、外猫4匹のことを書きます。
庭にご飯を食べに来る猫が4匹いました。
三毛ママ親子・サバ白(エイト・たくのお父さん)
謎の猫と紹介したキジ白(多分チクワン2号の子供)
この4匹です。
発情の時期が来る前に、何とか保護して避妊・去勢手術をしたいと実行に移すことにしました。
今回お世話になった獣医さんは、野良猫との共生に真剣に取り組んでいらっしゃって、今までに10万頭近くの手術実績のある先生で、電話で何度もお話をさせて頂き、こちらの先生にお願いすることにしました。
私が一番心配していたことは、三毛ママの年齢の事です。
推定10才で手術のリスクがないかということです。
今まで避妊手術ができなかった理由は、「ママに会えて嬉しい」の日記に書いてあります。
先生のお話では、何のリスクもないとのこと!
それよりも、13歳までは毎年1回は出産するから、手術はするべきだと仰って頂いたので、不安も消え私も覚悟を決めました。
三毛ママ親子は、7月にレモン親子を保護してから、我が家に仔猫と一緒に移動してきて、仔猫も9ヶ月になっていました。
↑三毛ママの子供 雉君
親離れ、子離れもしないで、私が作った寝床で寝起きをして、トイレに行く時も2匹連れだっていくし、(トイレは庭の山砂の場所や、花壇の隅っこでしてくれてました)お互い支え合って、生きている親子を引き離してはいけない・・・
見守ろうと家族で話しあいました。
家猫として迎えるなら、親子一緒でと言うのがみんなの意見です。
そんなこともあって、どうか三毛ママ親子は、一番最後に捕獲器に入って欲しいと願い、三毛ママ親子が住みついてる場所から見えない位置にセットしました。
願いも虚しく、三毛ママの子供(雉トラ)が一番先に捕獲器に入ってしまい、ビックリした鳴き声に三毛ママもやってきて、何とか仔猫を助けようとしています。
私は、三毛ママに、ちゃんと雉君を連れて帰ってくるから、信じて待ってて欲しいと話しました。
車に乗せた後も、三毛ママが車の真下に潜り込み、車の中で鳴いている雉君を助けようとしています。
その様子を見ていた主人が、可哀そうだからもう三毛ママに返してあげたほうがいいと言います・・・
私だって辛くて泣けてくるけど、自分が決めたことだし、心を鬼にしてエンジンをかけました。
三毛ママは、車から離れてくれました。
あとで、三毛ママの様子を聞くと、何回も庭を行ったり来たりして、鳴いて雉君を探していたそうです。
家に帰ってから、三毛ママに、雉君今は病院だけど、明日ママの元に連れてくるから待ってて欲しいと頼みました。
何度経験しても、この瞬間は本当に辛くて、猫の為と言っても人間のエゴではないのかと・・・自分が嫌になります。
雉君のことは、三毛ママが庭にいたら、ママに返して、いなければ家の中に入れるつもりでした。
ちゃんと三毛ママは、仔猫の帰りを待ってました。
ママの前で扉をあけたんだけど、仔猫は急に走りだし、隣の家のウッドディッキの下に潜りこみ、三毛ママが鳴いてもでてきません。
ショックが大きかったんだと思います。
次の日には、また家に戻ってきてくれたけど、匂いが違うのか2匹ともよそよそしい感はありました。
暫くは、このまま見守ることにしました。
次に捕獲器に入ったのは、雉白猫です。(生後9ヶ月)
やっぱり、若いネコは、美味しい食べ物に釣られて入っちゃいます。
この猫はリリースしました。
もっと慣れている猫なら、里親募集もできたかもしれないけど・・・
三毛ママやボス猫は、餌では釣られません。
別の方法でおびき寄せ、次に入ったのは三毛ママ・・・
三毛ママは、鳴きもしないでじっとしています。
きっと、雉君も同じ目に合ったけど、家に帰れると確信していたかもしれません!
術後、先生より、この猫は相当年で10才程度が当たってたようで、何度かの出産で子宮がボロボロになってたそうです。
今回の避妊手術で、三毛ママも体が楽になったことでしょう♪
レボリューションと3種混合ワクチンもお願いしました。
先生に、三毛ママの今後の事を相談しました。
高齢猫だから家に迎えてのんびり過ごしてもらうことがいいのか、今までの環境のままでいることのほうが幸せなのか・・・
先生は、環境にも恵まれてノラとして子育てもしながら長生きしてきたんだから、このままでいいんじゃないか~と言って頂き、私の考えも決まりました☆
いざ家に帰ると、私は三毛ママをキャリーのまま家の中に運び入れていました。
リーヤ、ヒナのいる2階の部屋にこっそり運び、反応を見ていると、三毛ママの体は段々奥のほうへ・・・
顔も不安げ・・・
家にいた子供にも、自由にしてあげた方が幸せだと思うと言われ、庭に離しました。
↑術後1週間位の三毛ママ
可愛い声で鳴いて、手術前よりずっと元気になりました。
ママ何かあったら、助けを求めに来てね~
最後は、ボス猫、ボス猫と言っても怖くないです。
今まで、地域を守ってくれたボス猫で、子猫や♀猫には優しい猫です。
この猫もリリースしました。
3年間自由の身でいて、手術後もスプレーをしながら元気にパトロールを続けています。
今も元気に3匹の猫が揃って、ご飯を食べに来てくれることが私にとって、凄く嬉しいことです。
話を聞くと、♂猫だから手術もしないで、外に出している人もいるといいます。
もうすぐ出産シーズンがやってきますね。
不幸な猫ちゃんが増えないことを願うばかりです。
最後に、雉君はうちの21番目の家族になりました\(^o^)/
2月5日頃、寝ぼけ眼の雉君を抱っこしたら、抵抗がなくて、私は何も考えなくて、玄関ドアを開けて抱いたまま走り込みました。
三毛ママは手術後、雉君と一緒に過ごす時間が短くなって、雉君だけがぽつんと寂しそうだなと思ってました。
雉君は、自分の状況がわかったようで抵抗したけど、もう家猫に迎えて45日になり、だいぶ慣れてきました。
三毛ママは、ベテランママで高齢ってこともあって、いつも冷静で落ち着いていたから、雉君も穏やかです(^^)v
兄弟もいたんだけど、生後3ヶ月~4ヶ月頃突然姿が見えなくなって、雉君は遊び相手もいなかったから、おとなしい猫です。
名前は『大五郎』大ちゃん、ごろちゃんと呼んでます。
撫でるとゴロゴロ言うからごろちゃんです(*^_^*)
最初の2週間位は、夜中に窓に向かって鳴いたりしてたけど、リーヤ、ヒナと一緒の部屋にいて、自分のお気に入りの場所もできたし、ルイ、あお、ロメスが遊びに来てくれるので、徐々に猫社会に溶け込んでいってます♪
ドアを開けても今いる部屋からは出ようとはしません。
1階に降りて、みんなと追いかけっこしたり、元気に遊んでる姿を見たいな☆
9ヶ月の間、外にいたから、ごろちゃんのペースで、ゆっくり慣れてくれたらと思っています。
長い日記にお付き合い頂いてありがとうございました。
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