朝は爽やかだったが､昼からは暑くて､寝ること以外頭に浮かんでこなかった。
それなのに、なるしゃんったら、四六時中お散歩しないの？という表情や訴え。
しょうがなく付き合うと、そこは夏虫パラダイス。
「蚊、蚊だよ！」
半袖の管理人の両腕は蚊と紫外線にやられました・・・・・。
ええ、痒いっす。
そんなことなんかお構いなしのなるしゃんは「お外行こう」と催促。
苦肉の策で、リードを２本つなぎ、なるしゃんと物干しフックを結合した。
これなら、動線が長いからいいだろうと。
その間、管理人は洗っていた毛布類を干した。
「数時間でカラッカラだよ。」
そんなとき、宅配業者がやってきた。
暴れん坊将軍のなるしゃんったら、ビックリして､ビビって、家の中に逃走しようと必死だった。
しかし、リードはかかったまま、玄関の柱辺りですっごいもがいてる。
慌てて、リードを外してやろうとするも、なるしゃんから暴れられ､傷を負う管理人。
とうとう、なるしゃんは首輪を自分で外して家の中に一目散。
『やっぱり、外れるよねえ』 ※頭を抜いて外すのである。
びっくりしたのは、なるしゃんだけじゃなかった・・・。
なるしゃんと管理人の何とも言えない光景を見て、びびる宅配のお兄さん。
遠慮がちに
「用務員さんに宅配です。」
「あ、はい。(サイン)どうも～。」
と軽く流す管理人であったが、ヤレヤレという表情は出ていたのだろう。
お兄さんはそそくさと出発した。
宅配のお兄さんがいなくなったと見るやいなや
首輪なしのなるしゃんは、もう外に出ようという感じだった。
「自分で首輪をはめてから出なさい。」
ピシャッと管理人から怒られたのであった・・・・。
首輪なしのなるしゃん、デカイよ。
これから、首輪なしでいくか？
いやいや、はめていた方が、ドラえもんぽくっていいや。はめなさい。
かくして、自分で首輪をはめろと言われたなるしゃんは管理人によって首輪をはめられた。
※宅配業者さんはクロネコヤマトさんでした。笑える(*^O^*)
ええ～、扇風機出しました。うふふ。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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