いつものように尻尾を掴んで、お尻を見た。
セクハラではありません。
稀に、黒タンはうんpをぶら下げます。
それを知らずに抱いていて、どこからか「ぷ~~~ん。」と臭ってきたことがある。
人間の髪の毛を飲み込んじゃって、うんpに組み込まれ、お尻にセットされるのである。
イヤな仕組みだ。
先週も、何気なくチェックした。
そしたら、何か変。
「ん?」
再度、しっかりチェック!
「あれ?オシッコするとこ、何か溜まってる。」
とりあえず、ティッシュで拭いてみた。そしたら、
「膿?」
イヤ~な気がしてきた。
嫌がったが、もう1度拭いてやって、数日様子を見た。
結果、その時ほど、溜まらないけど、ジュクッてしているときがある。
だから、拭いてあげるのだが、嫌がる。
「膀胱炎か?」
早めに病院に連れて行こうと思いつつ、今日になった。
早く帰ってきた管理人に、なるしゃんはいつものように
「遅いよ!早くお外に出して!何してるの!」
「そう言われてもねえ、お付き合いしていると遅くなるから、後でね。」
私はスタコラサッサと家に上がり、キャリーを引っ張り出し、黒タンをぶち込んだ!(うそうそ、入れました)
「さあ、今から行こうねえ。」
そして、玄関になるとを残して、ドアをピシャリと閉めた。
取り残されたなると、相当憤慨したらしい。(家族A談)
車で走ること20分。
その間、黒タンは小さい声で鳴いていた。
「黒ちゃん、病院に行くからねえ。もうすぐだからねえ。」
動物病院は珍しく空いていた。先客1件。
いざ診察。女医さんです。
体重測って、熱を測って、管理人に問診、腹部エコー、触診、観察。
腹部エコーの時、黒タンも画像を2回ほどジ~~っと見ていた。
腹部エコーの時は羽交い締めにされていたが、管理人を見ながらゴロゴロ言っていた。嫌がりながら。
注射の時は「にゃ~。」って、小さく叫んだ。痛かったねえ。いつもは泣かないのにねえ。
結果は・・・・、
分からない。
熱はない。食欲はある。
オシッコは出ている。膀胱には少ししか溜まっていない。
エコーは綺麗。うんpも見える。避妊手術の際に残ったであろう部分もない。
ただ、器官の内側は少し赤らんでいるそう。
お外に出たときに雄猫からせまられて、・・・・ということもあるらしい。
手術しても交尾はできると。
ただ、黒タンは交尾しないと思う。長年の観察で。そんなときは猫パンチだもん。
まあ、ノラ雄猫いないんじゃ?
とりあえず、抗生剤の注射と、液体飲み薬を処方してもらった。
薬がなくなったら、再診。
帰りの車の中、黒タンは静かだった。
だって、診察が終わって、待合室にいるとき、
シェルティがキャリーの中で激しく鳴き続けていた。
これは堪えただろう、診察より。
飼い主は構わず、本を読んでいた。
家に帰った黒タンは、庭に放たれ、生気を取り戻した。
と、同時に、叫び声が聞こえる・・・・・・。
「はいはいはい、忘れていませんよ。なるさん。」
なるさんは散歩で機嫌を取り戻した。黒ちゃんもSPをする。
いや、・・・SPじゃなくて、「前略道上より」だった。
帰ってきた黒タンに家族は優しく声をかけた。
そのくらい人間に優しくすれば良いのにねえ。



さあ、明日から、朝夕投薬だよ。がんば!
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