玄関~ドングリの木~メタセコイアの木~栗の木~台所の裏~・・・・
と回る予定だった。
ふと、なるしゃんが、家族Aの部屋の横のコンクリートの所で何かに釘漬けとなった。
管理人「なるしゃん?」
管理人も近づくと、カラカラ・・・音がする。
管理人「虫か?早すぎない?」
壁際に薄いコンクリートを管理人が立てかけて置いた場所。
管理人は無性に気になった。イヤな予感がした。
管理人はなるしゃんのリードを持ったまま、足でコンクリートをひっくり返してみた。
すると、
管理人「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なるしゃん、じーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
は!っと、管理人は正気に戻って、
管理人「なるしゃん!ガラガラヘビだよ!早くどいて!」
凄い勢いで管理人がどかそうとしたものだから、
なるしゃんはビックリして毛を全部立てて飛び上がった。
ちょっと、管理人の方がなるしゃんに怯んだが、
そんなことやっている場合じゃないので、ガスっと抱き上げて、もう一回蛇を見た。
蛇はトグロを巻いている。近づくと、しっぽを振ってカラカラ言わせる。
管理人「危なかった~。」
更に、観察を進めると、蛇の頭は三角だった。
管理人「毒蛇だ。なるしゃん、噛まれなくて良かった。」
そこに、 ※写真は別の日のもの

管理人「!!!!黒ちゃん!!!!」
管理人心中『ああ、2匹になったよ。抱えられない。』
なるとを離れたところで降ろし、黒タンを抱き上げ、速やかに茶の間の裏に移動。
なるしゃんが動くのを渋ったため、黒タンを降ろし、なるとを抱え玄関に移動。
さささ~と元に戻り、黒タンを抱えて家の中へ。
蛇はそのまま。
管理人「家族Aの部屋の外にガラガラ蛇がいる!」
用務員さんに伝え、テレビを見ていた、家族Aと家族Bに興奮しながら言った。
家族A「長さは?」
管理人「60cmくらい。全体的に赤っぽかった。頭は三角。」
家族A「それなら、マムシだ。今時(近年)珍しいな。」
管理人心中『マ~ム~シ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
あ~ああ~あ~あ~あ~、良かった。
なるしゃん、噛まれなくって(涙)』
家族Aはすっくと立って、
家族A「どこ?どこにいる?」
管理人A「え?何するつもり?まさか。」
玄関に向かう家族A。
管理人「いやいや、ビール飲んでるでしょ?危ないよ!」
それでも、止まる気配がないので、管理人も付いていく。
家族Aは途中2mほどの園芸用の緑の棒を手にし、
管理人「捕まえる気?危ないよ!」
家族A「殺さないと。」
ああ、確かにそうだ。そのままにしたら、またいつか会う。
っていうか、誰かが「被害に遭う」
蛇がいた場所に行くと、いなかった。
管理人「あれ?・・・・・・ああああ!そこそこ!」
1mほど動いていた。やや、蛇は40cmくらいだった。過大報告していた。

家族A「んん、マムシ。(確信)」
持っていた棒でマムシの頭を押さえつけだした。
マムシは抵抗し、カラカラしっぽを振る。
家族Aが噛まれはしまいか、ハラハラの管理人はいろいろ口走ってあたふた。
しかし、蛇の頭に棒が何度か当たり、蛇はダメージを食らった。
なるしゃんのことを考えると・・・・
そんくらいじゃ不安な管理人はブロックを蛇の頭に乗せて踏み!
管理人心中『ああ、これで、なるしゃんは噛まれずに済む!』
罪悪感より、なるシャンへの思いの方が勝っていた。
壊滅的なダメージ(管理人の体重で・・・ヒデブ~)を食らったマムシを
家族Aが掴んで梅の木の下にポイ!した。
管理人心中『ええ!そこ?』
重大な役目を果たした管理人は(やったのは家族A)、意気揚々と家の中に入った。
管理人「やっぱりマムシだった。なるしゃん、お手柄だよ。」
なるしゃんは座敷に堂々と横たわっていた。
またまた、家族Aが動きだし、違うところにマムシを捨ててきた。
管理人心中『家族Aよ、ご苦労!』
管理人はマムシを初めて見た。脳裏に焼き付いた。
梅雨時で、爬虫類もよく動いているみたい。
家族Aがどこかでも道路で死んでいたと言っていた。
今後散歩の時は『カラカラ』という音に注意だな。

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