彼もこの秋9歳になる、立派な中高年。
おじさんになって、体力も少しずつ落ちてきているのかもね・・・なんて母と話をしていたのはつい数日前の事。
そんなライカ君が、昨日の朝物凄いびっこ引いて物置から出てきました・・・・・。
一昨日、兄が農業機械を収納するD型ハウスで午前中、他所猫と喧嘩し唸り合ってるライカ君を見た、というのですが、夕方になっても食事しに現れない・・・と、仕事から帰宅した私に母が報告しました。
夜も何度か外に様子を見に行きましたが、全然でてこないので何処かへお出かけしているのかと思っていました。

私より、早くに起きる母が物置に行き呼んでみても、返事はあるけど、姿は見せず。
それでも何度か呼んでいたら、右後ろ足を殆ど地面に付けられずに3本足で歩いて出て来たのを見て、母仰天Σ(゚Д゚;)
これは酷い怪我らしい、というのは見てすぐに理解した母は、急遽家の中に招き入れて私に報告した、という訳です。
9時前に、病院に駆け込みました。
先生が念入りに触診して、開口一番「結論から申し上げますと、右後ろ足の膝の靭帯が断裂しています。」と仰ったのにびっくり!!
じ、靭帯断裂!?
いったん切れてしまった靭帯は、結合して完全に元通りに戻すという事は不可能で、
1 外科手術
2 内科治療
の2つの選択肢があるのですが大型中型犬以外は外科手術の必要は殆どなく、
・・・というか、切開手術しても元の機能は回復しないし、体重の重みで問題が生じる事は無いと思われるので内科治療が望ましいでしょう、との事。
膝周りの筋肉や細胞が固まってくれば、歩き方にびっこが残っても自分で歩く事が出来ますよ。
そして、膝周りの様子がもう少し詳しく見たいとレントゲン写真を撮って下さいました。
その画像を見て、もう一つの衝撃事実が判明しました。
なんと、2・3年前にその右後ろ足の膝上の骨が・・・・骨折して、自然に治ってくっついていると言うのです。
レントゲン写真で確認しさせてもらいましたが、確かに左足はまっすぐなのに、右は少々ずれてVの字みたいな形にくっついていました。
なので、微妙に右足が左足より短く・・・・
そういえば、ライカって歩く時ちょっと特徴のある動きをするのですが、あれは左右の足の長さの違いによるものだったんですね。
先生曰く、普通ここまでぽっきり折れたら相当痛いので、飼い主が骨折に気がつかない事はあり得ないです・・・この子は我慢強いのか、それとも痛みに対して鈍いのか感じにくいのか?って。
うーーーむ、痛いものは痛いと言う子なので、忍耐強いって事なのかなぁ('A`)
そして、人間用の注射程の太いのと、細い注射2本打たれ飲み薬を処方して貰って帰宅しました。
この状況なので、暫くお外には出せません。
一昨日の喧嘩のせいか、首輪を何処かに落として来てしまったので、首輪を新たに購入し帰宅。

今は、冬に寝ている廊下のキャットタワーにぶら下がるバスケットの中で寝ています。
帰宅後、何度かちびちびとご飯を食べては外に出たいと啼くのですが・・・・こんな大怪我してて、お外に出せる筈もありません。
当分、室内生活でいてもらいます。
啼いても喚いても・・・・・
野生児の彼に1日2回薬飲ませるの、大変だぁ~(> <;)
嫌がるよな・・・・・。
気の毒ですが、仕方がありません。

ライカも、人間に換算んすると御年60歳位。
やはり、体力が衰えて来ているんでしょうね。
明らかに去年迄よりハンティングの成功数が減っていましたから。
治ったとしても、元通りには歩けないとの事なので、遠出はしないでしょうね。
・・・その分の憂さ晴らし、とばかりに今迄以上に甘えん坊に成る可能性、大ですが。
それにしても、靭帯断裂に数年前の骨折自然治癒。
いったい何があったのでしょう??
本猫は喋れませんし、謎のままですがとりあえず今は一人で歩ける様に通院する事になりましたのでご報告申し上げます。
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