「みつ豆」と名付け可愛い黄色の首輪も買ってたのに、2,3日前から姿が見えない。
寒くなったし、大きくなってきたから場所をかえたのか?
サビ母ちゃんはウロウロしてても、絶対に庭で待ってたのに。
きっと、母ちゃんに付いておいでと言われたんかな…
ミイの回虫駆除、私の体調不良、不慣れで頼りない私。
タイミングを逃してしまった。
女の子だからまだまだ遠くには行かないと思こんでしまってた。
さあ、万全!!3匹も仲良くなったし問題なし。
となった矢先のこと…
物凄い後悔…
近くのマンションの駐車場で見たとの情報、探しにいったら
山盛りのフードと茶虎兄さん!!
みつ豆ちゃん知らん??
なぜかビックリして茶虎兄さんは飛んで逃げていった。
ご飯があって、温かい場所があるのかな…
もどってきてね!!念じて祈った。
絶対通じる!!
************************

以前、こんなことがあった。
台所の窓から見える隣の家の物置の上にいる兄弟。
魚の骨を窓の下に落としてあげたり、ガラス越しに話かけたりして見守っていた。
雉虎の子は早くにいなくなった。
白い子だけは怖がりで、どこにも行かず大人に成長していった。
随分大きくなった頃、ハナモゲラの前、短毛のボスにやられてしまった。
一度は逃げて戻ってきてくれたのに、また見つかって追い出されてしまった。
心配しながらも、1年が過ぎだんだん忘れていった。
ある日ふと、白い子の話をして懐かしい思いでいっぱいになり
逢いたいなあ~どうしてるかな~と強く思った。
2,3日して、台所の方から猫の声がする。
ニャオ~ニャオ~呼んでる?
呼んでる!!!
台所の窓から見える物置の上に猫は居ない。
ニャオン!!
窓から見上げると、瓦屋根の上に薄汚れ、痩せた険しい顔の猫の姿が。
白ちゃんか!!帰ってきてくれたんか!!
姉ちゃんが逢いたいって言うたんキャッチしてくれたんか!!
通じたんや
頑張って生きてたんやな!!偉いえらい!!
何かあげるものはないか…
にぼしを屋根に放り投げた。
白は、上手に前足で止めて食べてくれた。
じっと私を見つめて…
さっと後ろを向き屋根の向こうに消えて行った。
瓦屋根の上に広がる青い空の向こうに、あっと言う間に消えてしまった。
呼んでも呼んでももう帰ってきてくれなかった。
この子が忘れられなくて、この子にしてあげられなかったことを
今のこの子達にしているようなところがある。
離れても、もし命がなくなっても、通じてる。
そう思っている。
最近のコメント