小さい小さい体でも生きる術を身につけたサビ母ちゃんと一緒なら大丈夫だろう!
近所の犬に懐いてたミラクル模様の子猫がサビ母ちゃん。
ここの家の子だと思ってたら顔いっぱいで威嚇する遊歩道育ちの野良猫だった。
猫と触れ合う経験の無かった私や家族が、4匹の猫達との生活を楽しみ、可愛い可愛いを連呼する様になったのは、サビ母ちゃんの長~~い教育のお陰かも…
今回、サビ母ちゃんは4回目のお産だった。
1回目 5月
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遊歩道育ちで3回目までは人目につくのに植え込みの中で出産していた。
この子猫達は、自由に動けるようになると庭に入ってきて取っ組み合いをしたりかくれんぼをしたり、今まで隣のお庭でしか見れなかった光景が…
サビ母ちゃんの厳しい教育で、遠くからしか見せてくれない。気配を察知するとぴや~~と遊歩道に逃げていく。
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何とかススキの間から写真を撮らせてくれたけど…困った顔して(笑)
怖いんやな~嫌われてるのかなあ?
しばらくして、この2匹の姿が見られなくなった。
8月の終わり、台風がくる前で雲行きが怪しく風が強くなってきた。
大きい声で鳴き続けてた銀を拾った。
猫を育てた経験もないのに、臍の緒ついて100g。
毎日必死で育ててたら、遊歩道にサビの子猫を抱いたサビ母ちゃんがいた。
銀ちゃんはこの兄弟か!!
もう産んでる~猫ってすごいなあ!
サビの子猫は生きられなかったのか、サビ母ちゃんは一人で木の上に居ることが多くなった。
そんな頃、
「遊歩道を掃除してたら茶色の猫が走って来て、足に擦り寄ってきた!」
ビックリした顔の父が家の中に入ってきた。
「茶色??」
直ぐに飛び出し遊歩道に立って見渡すと、遠くに猫の姿が。
私を見つけたとたん全速力で走り寄り、立ち尽くす足の間をスリスリ、ニャオニャオ~!
久しぶり~~ニャオニャオ♪
誰々??もしかして??
男前になって~~(*~ー~*)
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一回も触らせてくれなくて、絶対嫌われてると思ってたのに~?
背中を向けて座りだした。
頭から背中を撫でであげた。
毛をかき分けると蚤がいた。
飼われてはなさそうだ。
何日かの間、どこにも行かず。蚤取りの薬をつけてあげ、遊んだり手からご飯を食べてくれたり…。
なのに喧嘩に負けていなくなってしまった。
近所の人から聞いた話だと、帰ってくる前はずっと向こうの住宅地で地域の方に面倒をみてもらってたそうだ。
猫のニャン生。自由に考えて心に正直に目いっぱい生きてくれたならそれでいい!!
寂しくても悲しくても、心から応援していきたい。
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