ただ、記事を読んで救われたのは、近所の方、バイトの方が懸命に世間に訴え働きかけててくれた事実。
狭い狭いところに、善悪混在してる大阪。
大阪人として、大阪人を考えてみた。
ネコジルシで里親募集をして大阪人に??で人間不信になりかけ、
心温かい活動をされている多くの大阪人の方達に救われた。
40年以上大阪に住んで思うことは、複雑怪奇なところ…なのだ。
古事記から脈々と続く歴史を大切に守る地域や人々。
各時代に築きあげられた人間関係が今もまだまだ続いていて、もうかりまっかぼちぼちでんな~商売の中には買い手と売り手の信頼関係が存在し、農村では数々の仕来たりがあり、お祭りを大切にして地域、遠縁、親戚が協力して生活している。
ユーモアがあり相手を傷つけない様にあほなふりもできる。
都市部は戦争で焼け野原になり、闇市から立ち上がり発達していった。
戦後、多府県からも色んな地域からもどんどん人が流れ込んで人口は増え続け、治安の悪い地域が点在し高度経済成長の光が強く当たる直ぐ脇には、真っ黒な陰が蠢いて金さえ儲かったら何でもする、そんな場所も人も…。
せめぎ合い。
自分を信じて世の中に生きる強さを持った人がいて、自棄を起こして転落してしまった人がいて…
騙されても人が嫌いになれない人がいて、騙すことに罪悪感のない人がいて。
世界を支える技術をもった人も、ノーベル賞をもらう様な人もいる。
その隣に、あんなネコカフェみたいな感覚の人が住んでいる。
学校では一つのクラスに色んな価値観、境遇の子供がいて親がいる。
子供の強さ優しさは、ミックスジュースの様に混ぜ混ぜにしてしまう。
そんな子供時代を経験するから、大人になってもお節介でほっとけない大阪人になっていく。
小学校、中学校で学力別クラス分けしたらあかんで!!
机上の学力で測れるのは、たった一面にしか過ぎないんやから。
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