この暑さの中でも、確実に季節は巡っていますね。
地元の農家では、秋蒔き小麦の収穫がようやく本格化してきました。
例年なら7月下旬中から収穫作業が始まるので、そろそろ刈入れも終盤にさしかかる頃ですが、今年は生育が遅れていたので8月に入って収穫が始まりました。
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大きなコンバインで一気に収穫をします。
この時期は地域毎に青年団で3人一組になり、交代でコンバインのオペレーターをし、年配のお父さん達がダンプカーの運転手となり乾燥工場に運び込みます。こうして地域一帯で役割分担をし、一気に刈り込みをするんですよ。
空気が乾燥していないと刈り込みは出来ないのですが、逆に条件がいいと夜中も休まず収穫作業が続きます。
昨日、夕方からバケツをひっくり返した様な夕立がふったので、今日はお昼頃から収穫再開した様ですね。
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コンバインの後ろから出ているのは、いらない茎や殻の部分で、これは後で大きなロールケーキの様にして、牛さんや馬さんの寝藁(ねわら)にします。
そしてさらに残った殻の部分は粉砕して、畑にすき込みその後燕麦(えんばく)を撒いて芽吹かせ、後に畑の肥料にします。
実はこの燕麦こそ、“猫が好きな草”として売られているんです。
畑作農家にとっては畑の肥料で、酪農家(馬屋さんも同様ですが)にとって大事な家畜の餌なんですよね(苦笑)
外の気温はまだまだ“真夏”って感じですが、風景だけ見ていると秋が来たんだな~、と思わせてくれます。
暑いのもあと少し我慢かな。
今月末~来月半ばにかけて、じゃが芋の収穫も始まるので、私も本業と実家の芋掘りと掛け持ちになります。
いよいよ忙しい季節の幕開けだな~。(*^_^*)
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