用務員さん、ウチュウ船に乗る。

2013年6月15日(土) 321 / 16

昨夜、

　　用務員「○キソニンS飲んでも頭痛が酷い。」

とか、

　　用務員「腕に何かできものができた。」

とかいうので、腕を見せろ！と言ったら、まあ、気になるような

　　赤く浮き上がった水疱群１ｃｍくらいが片腕の内側に散らばってる。

ダニに関するものに触れてはいない、毛虫類に近づいてもいない、

　　管理人「帯状疱疹じゃない？」

コレは、最近職場の人の子どもがなったから、閃いたもの。

早速、二人とも帯状疱疹を検索。

　　管理人「う～ん、似たようなのはある・・・。明日病院に行ったら。」

　　用務員「明日は仕事。」

　　管理人「はあ？頭が凄く痛くって薬も効かないんでしょ？
　　　　　　やばいかもしれないよ！仕事って場合じゃ無いんじゃない？」

　　用務員「そう？でもな～。」

なんて、やりとりをしながら一夜が過ぎた。

用務員さんはこの1週間、頭が激痛でろくに寝ていなかった。

昨夜も遅くまで帯状疱疹を検索したらしい。(眠れないから)

割と早く管理人は起こされた（なるとから）。

用務員さんが仕事に行くのか行かないのか、様子を伺う。

管理人は病院に連れて行く気満々であることを告げ、用務員さんも病院に行くことにした。

大人しく従う・・・それだけ辛いのか・・・。

一旦職場に行った用務員さんが直ぐ帰ってきた。休めたらしい。

そして、8:20くらいに目星を付けていた脳神経外科が診察をするかどうかを電話確認をし、
でかけた。

道中、会話はあまりない。(倒れそうなくらい絶不調）

病院に着くと、受付の問診票に管理人までが書き加える
　　　　　(用務員さんったら、あんまり書かないんだもん）

順番が来て、医師から、皮膚は皮膚科でと言われ、CTスキャンと言われて、

用務員さんは初めて

　　　“ウチュウ船に乗った”

ウチュウ船の乗車賃５０００円ほど。

CTスキャンの結果、脳に何も写っていない（きれいな脳）だけだった。

もうちょっと話が合って精算するのかと思ったら、

　　用務員「薬くれなかった。」

悲しそうに言うので、

　　管理人「え？他になんていったの？？」

　　用務員「何も。」

　　管理人「なんで、根掘り葉掘り聞かないの？」

らちのあかない会話をし続けても解決しないと即断し、受付に

　　管理人「すみません。頭痛が酷くてきたんです。薬は出ないんですか？」

と、訴えた。

そうしたら、

　　受付嬢「ちょっと、そのことを先生に確認しますね。」

と確認してくれた。

結果、皮膚科に行ってくれだった。

薬が合わなくてアレルギーになって、発疹ができているかもしれないので
そちらが優先だって。

　　まあ、確かに。

ただ、脳に異常があったら、皮膚よりそっちが優先だろうと思ってきたから、
脳に異常がある不安は一掃された。

　　だがしかし、どこの皮膚科に行く？

時間は１０時過ぎ。

土曜日の時間が時間だから、開いていなかったらおしまい！

スマホで検索をする管理人。

　　スマホって便利だ～。

用務員さんの職場の近くも開いているし、通うことになったら近い方が良い。

その病院は家の近く。

途中、食いしん坊な管理人は美味しいパン屋による。

このことが、後に誤算となる。

パン屋を出てから、皮膚科へ向かった。

　が、

　　　　が、

　　　　　　　　しゅ～、すー、ストン。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　車が止まった。

　　管理人「？？？？？？」
　　用務員「？？？？？？」

　　　ふふふふ、ガス欠・・・・・・。初！！！！！！

もうちょい行けるはずだった。エアコンさえ付けていなかったら。

　　小道で良かった・・・。

慌てる管理人、病院は直ぐそこだった。

家が近いので、電話をしてみたら、まあ使えない家族。運転できない状態だった。

　　管理人「ちっ！仕方が無い、近所のGSをスマホで検索して来てもらおう！」

　　スマホって、便利だ・・・・つくづく感じた。

GSの人が来る間、管理人のお腹に異変が・・・クルクルクル♪

　　もうちょい、頑張れ！

しばらくして、ガソリンが届き、１１時２０分頃皮膚科受付完了。

もちろん、経緯を詳しく問診票に管理人が書く！(全く！)

待合室は人でごった返していた。

用務員さんを残し、一旦家に帰る管理人。パンを冷蔵庫へ。

そして、トイレにゴ～！

　　管理人のバッグに昨日もらった手作りの蒸しあんまんが入っていた。
　　脳外科でそれに気付いた管理人は一口味見する。
　　「ん～ん、パサパサ。もういいや。」と食べるのを止める。
　　　
　　はい！感のいい方はもうお分かりですね。
　　昨日は蒸し暑かったんです、はい。

すっきりして（すっきりしないまま）皮膚科も戻った管理人。

用務員さんはいっぱいの待合室に立ったままいた。

空いた席があったので、座らせ(手がかかる)、管理人は窓を開けた車の中で爆睡。

　　お～～い！紫外線すごいぞ～～～～！

ふと気付くと、用務員さんが外を歩いている。

　　「お～い！○○○～。」

薬局に向かっていた。

戻ってきた用務員さんに結果を聞くと、

　　“　帯状疱疹　”

　　　うわ！　管理人の見立てが当たってる！

　　　　　医者になれるかな？？？(馬鹿な人)

最初、皮膚科の医者は「帯状疱疹ではない」と言い放ったらしいが、

成分検査の結果、帯状疱疹だったのだ。

猛烈な頭痛もそれによるもの。

市販の薬は飲まないでくださいと念を押された。

子どもの頃に水疱瘡になり、まだその菌が残っていた可能性があるとも言われていた。

確かに水疱瘡にはなっている。

　　でも、今更？

まあ、原因がはっきりし、気持ちもスッキリした二人は(用務員さんは未だ激痛）

遅い昼食をとった。

家に帰って、もらった薬で頭痛が治まらない用務員さんはグロっていた。

しょうがない、帯状疱疹だもん。

管理人もくたびれ、超爆睡。紫外線の祟りか？

帯状疱疹って、体１周したら死ぬって聞いたことがあったけど、

まあ、そんな状態で仕事なんかできませんよ。

今日は休んで正解。

でも、お馬鹿な用務員さんは冷やさないで温めた方が良いですよと言われ

この蒸し暑い中、体を温めて寝ていた。

　　エアコン付けているわけでもないし、温める必要性はなかったでしょ！

　　もう！

とにかく、安静だね。

お見舞いにも来てくれたから、見舞いの品でも食べて寝てくれ。

頭痛くて寝られないだろうけど。

やっぱり、要るな、「なんでもうまくいく守」

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