11歳と11ヶ月。
ドーベルマンとしては、本当に長生きしてくれました。
ブルーという特殊な色だったので、ブルードーベルマン症候群という
リスクを承知の上で飼い始めた子でした。
ほとんどの文献には7歳くらいまでで亡くなる子が多いとまで書かれてました。
それが11年、あと1ヶ月で12歳というところだったんですが
寿命とは突然やってきてしまいますね。
ただの体調不良だと最初は思ってたんですが
みるみる状態がおかしくなってきて
あ、これやばいのかも、って思ったのは動物病院へ行って
先生の反応をみてからでした。
延命することは考えなかったんですが、何もしないというのも
イヤだったので、点滴と栄養剤のの治療が最初。
その後もう一度動物病院へ行き、点滴。
でもこのときに先生が「これ以上はもう何もできない。」
という姿勢だったので、わかってます、と
「ありがとうございました。」といって病院を出ました。
それが金曜日。亡くなったのが月曜の夜だったので
最後はがんばったんじゃないでしょうか。
尿毒症を起こしていたので、身体に毒素がまわりきって
亡くなった感じなんですが、日曜日、1日中、なんともいえない声で
吠えてて、どこが痛いのか苦しいのかもわからないものですから
適度に側にいてやったりもして。
結局月曜はつきっきりで、最期を見届けました。
今までが介護の日々で、お別れも覚悟していたので
1度泣きましたけど、割と立ち直りも早く次の行動に移れた気がします。
、
数日前から動物霊園を探す日々で、いつもお願いしていた霊園が
廃園したらしいときいたのは、あとからだったんですが
たまたま、ホントに偶然に職場の近く(家から車で20分くらい、職場からは
原付で3分くらいの場所)の
お寺さんがペット供養もやってくれるところで、そこでゼルダの
火葬をお願いしました。
夜、そのままお寺さんまで連れていって、火葬釜の中にゼルダを
入れないといけなくて、まだ前の子を焼いて熱さが若干残ってる
ところにゼルダを入れるのはしのびなかったのですが
義姉についてきてもらって、釜には一人で入れました。
家で作ってる花をゼルダの身体にのせて。
頭を何度か撫でてやって、そして釜を離れました。
「最後になりますけど、もうお別れはいいですか?」
と住職さんに聞かれたんですけど、「はい、いいです。」と。
あとは、事務的なことをもくもくとやり、
次の日が仕事だったので、火葬に立ち会えず、住職さんに
お骨を拾ってもらって、仕事帰りにお寺に寄ってお骨を受け取ってきました。
犬歯が一番上に入ってて、寝込んでる間ずっとゼルダの犬歯を見ていたので
焼いたあとの犬歯を見て「ああ、ゼルダだ。」とすぐに分かりました。
家に帰ってきて、仲の良かった先代の「サラ」の隣に安置しました。
そのうち、なんとか気持ちの上で踏ん切りがついたら、
庭というには、微妙な土地なんですが、そこに桜の木を植えてるらしいので
その下にサラさんたちと一緒に埋めてあげようと思ってます。
ゼルダ、ながいことがんばったね。
アホアホちゃんで、お調子もので、焼き餅やきで、他の犬には
排他的なとこもあった子だけど、最後は猫たちにも優しかったし
いっぱいの動物たちの家族の中で逝けて良かったね。
なにより、最期を看取れて私も心底良かったと思ってる。
他の子もいっぱいいるから、一人っ子育てみたいに
大事にしてあげられなかったかもしれないけど、
私なりには大事に育ててきたつもりだよ。
大型犬を飼う楽しさも大変さも、経験させてくれました。
ありがとね、ゼルダ。安らかに。
ゼルダが亡くなったあと、ゼルダが寝ていた場所のふとんやら
ベッドやらを片付けて、少しだけ広くなった部屋で猫たちが
ゼルダの存在を忘れたかのように駆け回っています。
複雑な気持ちにはなりますが、それもまた
犬猫を飼っていると巡り巡ってくる瞬間なのかなと、
少しだけ悟ったように、ゼルダがいた場所を眺めたりしています。
夢の中で、全く知らない男の人がお告げのように
現れて
「ほら、そこに犬が居てるやん、ずっとそこに居てる!」って
怖がるように言ってて
「ああ、サラかな。」
と、その男の人に答えたときに、夢から覚めたんですが
サラがそこにいるってことは、ゼルダも遠からずそこに
来るような気がします。
その男の人がなんなのかはさっぱりわかりませんが
少し心を軽くしてくれた夢だったので不思議体験?的な気持ちでした。
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とりあえず、猫たちの写真を。
ロセ、8ヶ月
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ウメ、7ヶ月
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圧倒的にウメがでかくなりました・・・。
今後もこの子たちの成長を楽しみに
日々過ごしていきたいと思います。
ながながと、読んでくださりありがとうございました。(ぺこり)。
また、少しずつ、日記とかも復活させていこうと思ってます。
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