被害に遭われた方々、さぞ大変なことと思います。お見舞い申し上げます。
さて、今日は、台風が接近するという事で3大学生は休講、皆まったりと一日を過ごすこととなった。ところが遅く起きてきた大学生1が慌てている。
まさかの、休講ではなかったのだ。
「何かあったらどうするんだよ、あってからじゃあ対応が遅すぎるだろ!」とぶつぶつ言いながら出かけていった。
残された人々は、再び眠りについた。(二度寝ともいう)
猫達も、一度は玄関から外に出てはみたが、すごい雨に気持ちもなえ、すごすごと家の中に入ってきた。
トラは頑張って玄関わきの棚の上の箱の中で寝ていたが、大量のカラスの鳴き声におびえ、迎えに行ったらすんなり家に戻ってきた。
ゾッチャと旦那さんは、ゆるゆると仕事をしつつ、居間のかまくらで眠るトラを見て癒されていた。
ガタッ! 嫌な予感がした。
玄関をコソッと見ると、義父の姿が!!
急いでトラの入ったかまくらの口を閉じるようにつかみ、奥の部屋から窓辺に行く。
そっと窓を開けて、外のベンチの上にトラ入りかまくらを置く。
すぐに居間に戻る。そこにはすでに、義父母の姿。
台風襲来!!
ゾッチャ家にとって義父はまさに大型台風、いやそれ以上なのだ。
この家はもともと義父の家、現在は近くの別の家に住んでいる。
猫嫌いの義父の家の中に猫がいるなんてもってのほかなのだ。
猫トイレは旦那さんがすでにフタをしてくれていて、上に大学生1のごちゃごちゃしたものが入った段ボール箱が置いてあった。
緊急時のために、猫トイレは黒いプラ製の蓋つきの大きなBOXを使っている。
取り合えずその場を取り繕い、急いで外へ。
トラは突然窓から外へ出され、強い雨風に驚き、まだかまくらの中にいた。
再びかまくらの口を閉じるようにつかみ、北倉庫へ。
そこは私物用倉庫なのだが、トラたちが生まれたばかりの時はずっとそこで暮らしていた場所。
今でも、猫トイレ、猫ベッドは置いてある。
トラを置き「ごめんね」といいつつ、大学生3のとこで寝ている白をとりに母屋に戻る。
寝ている白を抱いて、こそ~っと外へ、そして北倉庫に行って猫ベッドの上に置いて、ドアを閉めた。ふぅ~~
さて義父は、一番台風が酷い時に何をしにやってきたのだろう。
それは・・・最近、孫たちがバイトに忙しく「そろって飯も食えなくなったから」と牛丼を買ってきてくれたのでした。
大学生1がいなかったのは残念そうでしたが。
皆で牛丼をほおばりながら、談笑していると雨はやみ、外は明るくなってきた。
まだ風はだいぶ強い。
「さて、帰るか」そう言って義父母は帰って行った。
チビ達の待つ倉庫へ。
ドアを開けるとかまくらに二人で入って寝ていた。
起きてきたので、クリチューをあげた。
あたりはすっかり晴れて、暑いくらいの日差し。

さあ、久しぶりのお外♪

猫達は、何事もなかったかのように遊び始めた。

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