去年、うちに来たときは家族みんなに「トトです!何でもやります!!何でも食べます!!」と謙虚な子だった一方で、先住のチャチャにいきなり喧嘩を吹っ掛けるやんちゃ坊主でもあった。初日にチャチャにビシッ締められてからは、大人しくしていたので、下のような様子も多くなった。

一緒に遊ぶ機会も多くなって、「あー、ようやくチャチャの遊び相手ができたなぁ」なんてみんなで喜んでいた。ただ、そのころからチャチャの調子が悪くなってしまっていたのだが・・・
チャチャもオスの割に面倒見の良い子ではあったが、あまりトトがしつこいとかような扱いを受けることもしばしば。しかも、トトのやつは気に入らない餌だと前足をザッザッとやって埋めるしぐさをするようになった。あんなに「なんでも食べます!!」って言ってたのに、末恐ろしいヤツ。

でもチャチャ・トト時代はたったの1か月で終わってしまった。チャチャの亡骸はトトにとってはただのモノでしかないようで、チャチャの死んでしまった翌朝、家の中や庭をウロウロしてチャチャを探す様子を今でも覚えている。
その後は、具合が悪くなって夜間診療にいったり、去勢手術を受けたりを経て、すっかり家族に溶け込んだいたある春の晩。トトは急に家に帰ってこなくなった。その日は、おねーちゃんとパパが家にいない日だったせいなのか?春風が生暖かい夜だったので、それに誘われて遠出したせいなのか?近所のノラたちとトラぶったせいなのか?チラシをまいて、ポスターを張って、情報提供も沢山いただいて、最近もポスターを見た方から連絡いただいたが、トトの冒険はまだ続いているようだ。
トト、早く帰ってこい。キミの留守中に“わがまま王子No1選手権”の対戦相手や“ツンデレ王女”や“眼力やせっぽちクマさん”が跋扈してるぞ。みんな揃ったらそりゃあヒッチャカメッチャカで大変だろうし、餌代が大変でパパのお小遣いは無くなりそうだけど、夜中から明け方の運動会がしょっちゅうありそうで寝不足必至だろうけど、みんな待ってるからな。
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