東５ - 梅干おばちゃんさんの猫日記

東５

2014年10月17日(金) 530 / 0

気になることをまとめておきます。

なぜ、行政は早急に猫を救ってくれないのか？？

行政は原則法律に基づいて動きます。
犬猫を保護する法律は事実上ありません。

虐待されてる子どもは救い出せるが
飼い主の所有物とされる犬猫は、飼い主が所有権放棄を明確にしないと
動かせないってことです。

大阪府は動物愛護法にそった指導。
猫に関しては、何もしてくれません。

では、猫を救いたいボランティアは行政となぜ連携するのか。

カウンセラーなど専門知識のある職員と一緒に、飼い主さんと信頼関係を作り
猫にとって何が一番良い方法かを探るためです。

そして法的にトラブルにならないように、飼い主さんに感謝される形で
猫も救わなければなりません。

飼い主さんにとってはこれが精一杯できることなのかも知れませんが
今回の事例は、猫の置かれている状態が劣悪です。

蛆虫が這い回る糞尿が溜まった上で水も満足に与えられていない
光も当たらない部屋でケージに入れられたまま。
下痢、腹水、顔の毛が禿げた子も。

レスキューの経験がある団体に助けを求めたら？
と思うのは私だけではありません。
法的にも、医療的にも、多頭を動かした経験のある方からの助言は
最短の道を探るものだと考えるからです。

団体から支援の申し出があっても
今、活動しているボランティアグループさんはなぜ断ってしまうのか・・・？？

以前・・・
犬の場合は
「飼い主が狂犬病ワクチンの接種義務を怠っている」という名目で行政が（人間に狂犬病をうつさない為に）介入しましたが

猫には法律が無い。

猫だけのケースは、飼い主が所有権放棄をするという書面または意志がないと、何もできないってことになります。

「助けてください。猫の里親を探してください。私は猫の所有権を放棄します」と
飼い主さんの心が動くように様々な力を知恵を合わせ働きかけないと、猫はあのままです。

市の担当者が、飼い主さんの心身の状態を把握し、
生活に支障があるほどの障害があるのか無いのかを判断することで
様々な支援の方法が考えられます。

猫で収入を得ていたことも心のどこかにあるだろうし
猫が可愛いのも勿論あるだろうし
執着の根源を解いていかないと、解決の道は開けません。