思いもよらぬ力や知恵を使って、一瞬の隙を見つけて外へ!!!
そのたびに必死になって探しまわったり、窓を開け放したまま外出せざるをえなかったり・・・対策に次ぐ対策、そしてまた突破され。
何度も何度も繰り返しているうちに、だんだんこちらの危機意識も緩んできてしまいました。
脱走しても、家の周囲からそんなに離れるわけではないし~。
長くても半日で必ず帰ってくるし~。
野良猫とも顔見知りになったようで、目があっても喧嘩しないし~。
うちの周囲は車が入ってこれない山道だから、轢かれる心配もないし~。
そもそも、野良も外飼い猫もポカポカと気持ちよさげにゆったり暮らしているこの地区。自由に土の上や草っぱらを走りたいのは当たり前だよね。
どうして私たちだけ閉じ込められなきゃならないニャ!?と、そんな目で訴えられてる気がして・・・あ、行っちゃった!ま、いっか・・・って。
ところがつい先日、うちのすぐ近くで、轢かれて亡くなってしまったんです。まだ若い野良猫が・・・。
一日に数えるほどしか通らない、新聞やさんか郵便屋さんかのバイクに、飛び込んでしまったようなのです。
私が偶然の通りがかりに見つけた時は、もう亡くなってしまっていました。
小さな道の真ん中、もう夜だったので、さらに轢かれてしまわないようにダンボール箱をかぶせ、張り紙をして、翌朝、衛生局に連絡しました。私にできることはそれが精一杯でした。
脱走対策、猫の自由を奪うのじゃなくて、命を守るためにしなくちゃならないのだ!
あらためて、決意!反省!そしてホームセンターへ走る!

防鳥ネットと、フック購入。フックは、裏に付いている接着剤をライターで炙ってネトネトさせてから取り付けるもの。そのネトネト具合がわからなくて、何個か失敗。
「あち、あち、あっちい~!!」「また失敗したじゃ~!」と、叫びながらベランダで作業する秋の昼下がり・・・。
ちなみに私は背が低いので、三脚だけでは設置位置に届かず、超・厚底サンダルを履いて三脚に登り、トングでフックやネットをつかんで作業しました。はたから見たら何をやっているおばさんなのか?あやしい姿ですね。

やったJ!
ベランダ丸ごとラッピング作戦なのら~!!!

結果、猫たちは軽くパニック状態。
我の勝利か!?と、思いきや、このあとありえない場所からリオがすり抜けること数回。その都度補強を施し、やっと完成形に。
これほどまでに脱走にかける情熱はいったいどこから・・・。
最近のコメント