先生の回答は、まずタビーさんのような神経症状のある仔は麻酔のリスクが高いそうだ。麻酔は多少なりとも脳への影響があるので、場合によってはテンカンのきっかけになるケースもあるという。もう一つは猫同士の相性の問題。去勢手術をしてもタビー・ラーラの関係が沈静化する保証はなく、2,3ヵ月暮らして合わない時は相性が悪いと観るしかないそうだ。M動物病院にも先生のおうちで弾かれた仔たちが数匹、受付カウンターの上などを我が物顔で跋扈してる。
さてどうしたものか?手術のリスクは分かった。でも、去勢手術は必要なのかどうか?タビーさんはもう外に出しては生きていけないだろう。そうなんると手術がhつ用かどうか。ラーラとの確執も相性とするならば手術の必要性はない。後はスプレイ行為がどうなんだろか?というくらいしかないが、年齢からすると過去に発情を迎えている場合、脳にその行為が刻印された場合、去勢しても行為は残る場合もある。総合的、かつ合理的に考えたら手術はしない方がいいのではないだろうか?難しい判断を迫られてるぞオレ。
タビーさんはよくパパを呼ぶ。大抵の場合、「ブラシで撫でてくれぇぇぇぇ」なのだが、なんとなく呼んでみた!の場合も多くある。神経症状のせいで曲がった首でこちらを見つめるその様は、首を傾げて何かを問う姿勢にも見える。40cm位の高さは制覇したので椅子の上で寝る事も多くなったが、それ以上の高さは登れない。高いところの好きな猫にとってこれはかなりのストレスなんだろう。

ポーとの諍いは半分気晴らし的な感じで、ポーから仕掛ける場合と半々だが、ラーラにはシッポをバンバンにふくらまして、本気モードだ。お蔭でタビーが居間にいるときは、箪笥の上かカーテンの裏に避難している。
今後、平穏な日々が訪れることはしばらくないのかもしれない。でも、それは必然なんだな。タビーの寝顔を見ながらそうつぶやく。
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