例えば、親離れしたばかりの仔ネコが 腹を満たせず泣いている。そこを、ヒトに拾われ飼われる。それはネコにとって僥倖でしょう。そのまま放置されれば多分死にますから。
同じ状況で 1回 餌を貰って、とりあえず生き延びる。これもネコにとっては幸運でしょう。 1日生き延びれば、次は自力で餌を探せるかも知れませんし、また誰かが餌をくれるかも知れません。 何度か この種の運に恵まれれば、生ゴミの日を憶えて、餌場を確保できるかも知れません。 あるいは、[餌やりさん]に巡り会うかも知れません。 そうして、6ヶ月齢くらいまで生きて、交尾して子孫を残す。 生物として、最小限 だけど、最大の生存理由を果たした コトになります。 例え、この後 短命でも、個体としても、種族としても、[猫と云うイキモノ]としては充分に幸せだった コトになるでしょう。 これを迷惑と思う[ヒト]も居るでしょう。 同じコトを、ネズミやゴキブリにされたら、迷惑どころか、死活問題です。
また、これが犬なら[法律]が許しません。 法律の主旨は、人間の生死に関わるからです(狂犬病予防法)。
さて、最初のケースでは どうでしょう。 拾った雑種に子供が増えるのを放置する人は、田園地帯でも少数派でしょう。 発情を止める為にも、多分 避妊です。 つまり、[子孫を残す]意味では、生き止まりです。 勿論、拾われた個体 本人は、野ネコの倍以上の年月を、暖かく 危険も無く 餓える心配も無く 生きられるでしょう。 [自らが生きる]コトも、生物の目的ですから、充分な一生だったコトになります。
[猫と云う生物種]そのものは、人工ブリードで増え続けるでしょう。 野ネコは、野イヌがほぼ絶滅した如く、居なくなるかも知れませんが。
....しあわせって、なんでしょうか。
コレは、多分シアワセ(笑)
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コレも
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