昼夜を問わずの「アーオ!」とスプレー攻撃は家族(特にパパさんとネコ達)に疲労を蓄積させ正直シンドイ。他の人間たちも分かってはいるがあまりに声が大きいのでつい「うるさーい!」とやってしまう。その度に「これは本能だから飯を食うのと同じ行為だ!」と主張するも、やはりみんなのイライラはピークに達していた。また、最近の様子(ラーラ達を追い回す姿)から神経症状はかなりのレベルまで回復していることがうかがわれる。
キャリーバッグに入るのは何カ月ぶりだろうか?思えば半年前、このバッグでウチに来たときは瀕死状態。ホントに明日をも知れない命だったし、中毒症状がひどくてご飯が食べられないから痩せに痩せて、最悪の時は1.85kgまで体重が落ち込んでた。それから比べれば今のクマちゃん状態は隔世の感がある。
バッグにタビーさんを押し込んで持ち上げてみるとそれが如実に感じられる。以前は片手で楽々と持ち上げていたバッグがズッシリとした手応え。これが半年分の重ささだ。おっきくなったな・・・などと感傷に浸る間もなくタビーさんと車に乗り込み病院へ!

受付で名前と電話番号を告げて用件と近況を話し診察室へ入る。ここではロクな思い出が無かったせいだろうか。タビーさんもうっすらと思い出したらしい。診察台の上で固まってしまった。そして体重を見てみる・・・・
なんと、4.6kg!!!こうして数字で見てみると改めて思う!よかったなタビーさん。さすがは我が家の“クマちゃん”だ。

そして、相談の上3月2日に手術をすることが決まった。ただ、斜頸がある以上、全身麻酔のリスクはあることは含められらたけど・・・
家に帰ってからタビーさんを抱き上げ(いつもパパさんが抱っこするときは大人しい)話しかけた。
「大丈夫だよ!オマエはあんなピンチを乗り切ってここにいるんだから。去勢手術なんかなんでもない!だからずっとウチのコでいるんだよ!」
分かっていることもないんだろうけど、タビーさんはじっと聞いていた。
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