音のマジック

2015年2月27日(金) 345 / 4

ベリーさん、結構噛み癖ひどいんですよね。
でもほかの猫を飼ったことないというか、過去に飼ったのは私が3歳ぐらいの時なので、はっきり言って覚えてない。
でも、間違いなく、甘噛みとはいえ結構ガブリエルさんなのです。

で、取っている対策は、噛まれたら低い声で「ヴ～！」と威嚇。
今の所これが一番効果ある気がします。
猫にとっていいのか悪いのかわかりませんけど、これをやると「怒られてる！」って思うみたいでゆっくり口を放します。あとはしばらく無視。

今まで「シャー！」「フーッ！」「痛い！」ではあまり効果がなかったのに、これはどういうことなのか？と思い色々調べているうちに、こんなサイトを見つけました。

猫の好き嫌い－音の好き嫌い
http://www.konekono-heya.com/fukushi/sukikirai.html#two

この記事の中で面白いなと思ったのが、マザリーズとペティーズという内容。
－－引用
ペティーズ（pettise）とは、言葉を理解できない乳幼児に対し、大人が話しかけるときの万国共通の話し方である「マザリーズ」（motherese）のペット版です。具体的な特徴としては、高いピッチ、短い発声、多くの命令、質問、繰り返し、単純な文章、付加疑問文などが挙げられます。
－－引用終わり

私は猫をを見ると思わず赤ちゃん言葉になっちゃうんです。キャッ(^_^;)
かわいいでちゅね～
ごはんでちゅよ～
これらに対して、ベリーは一切、警戒はしません。
言葉でコミュニケーション取れない猫は、音で強い、弱い、優しい、怖いなどを感じ取っているのではないかと思います。
母猫はきっと赤ちゃん猫の小さくて高い音を聞くことで、守ってあげなければという意識が芽生えるのではないかと。
人間の赤ちゃんの顔も、大人にかわいがられるために目鼻口が顔に対して大きく、顔が丸く作られてるんだって。これはTVで見ました。

実は、ピケもベリーも、多分夫より私のほうが懐いています。
（傷つきそうだから、夫には言ってないけど^^;）
ピケは、挿えさから育てたからというのもあるかもしれないです。
夫は恥ずかしがって私の前ではあまり、こういった幼児語で話しかけたりはしないし、男性ですからもともと私よりは声が低いことが影響しているのではという気がしてきました。

となるとですよ。
人間の子育てにおいて幼児語を使う必要がない、という説がありますが、そんなことないんじゃないか、という気がしてきたんです。
むしろ、言葉がつかえないうちは音で安全を判断し愛情を感じるという意味で、「かわいい」と思ったものにたいして赤ちゃん言葉（高い声を出してしまう）を使うのは、本能というか、自然なことのように思います。
人間目線で書かれたものですが、それについて書いてある記事を貼っておきます。
http://ameblo.jp/tamura-mitsui/entry-11087825045.html

人間であろうが猫であろうが、かわいいものには赤ちゃん言葉になっちゃうのは、ちゃんと理由があるんだなー。ふーんと思った今日この頃でした。

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