新・このシーズンが始まったか・・・＜白編＞→閲覧注意

2015年6月2日(火) 560 / 14

昨夜、白がなかなか帰ってこない、と思ったら庭で香箱座りしてた。
「・・・んなぁ～」か細い声。
どうした？　何かあったん？

と、傍に寄ると足元にーーーー紐のようなのもがががが！！！
こ、これは？！まさかのニョロニョロ～～

白、噛まれたん？　具合悪いの？

急いで白を調べるが、噛まれた傷のようなものは見つからない。
噛まれてないのか？　ひとまず良かった。

でもその場で座り込み、動こうとしない。
・・・まずいな～と思った瞬間、白が飛んだ！
そして、息絶えたと思っていた紐のようなソレに飛びかかり、高く放り上げた。
ソレは死んだふりをしていたのだ。

それを知ってる白は、ソレが再び動くのを待っていたのだった。
「あっ！やめて！　こっちに投げないでー！　そしてそれを噛まないでー！」
などと言っても白が聞くはずもなく、楽しそうに戯れるのであった。
でもいつものヤマ●●●とは色が違う。
ソレは見たことがなかった。
取り合えず写真を撮ってすぐに検索。
どうもそれは「ジムグリ」というものらしい。
毒はなくて、夜行性なので昼間見かけることはほとんどないそうな。
あ～良かった。一安心。
でもさ～捕獲するのは毒のあるのだけでいいよ。

今朝は、大学生1が４時半に起こせという。
自分のレポートの為なんだから、自分で起きればいいのに。
と思うが、つい起こしてあげてしまった。
いつもなら、猫達と一緒に早朝散歩に出てる時間なのに。
猫達があまりにもうるさいので、先に出した。
「お母さん、すぐ行くからね。あまり遠くに行かないでね。」

珈琲と軽食を運んでから外に出ると、トラがこっちを見て「んなぁー」と鳴いている。待っててくれたのね。
トラは門までスキップしながら行った。可愛い！
白は呼んでも出てこなかった。聞こえてるはずなのに。
仕方ないので、白を呼びつつも、トラと散歩に行った。

今日のトラは狩り中心の行動が多かった。
そろり、そろりとほふく前進。草の陰に身をひそめて一気に飛ぶ！
その瞬間、草の中からキジが飛びだす！
そんなことを三回も繰り返した。

あ～もしゾッチャが「鉄砲撃ち」だったら確実にしとめられる距離だよ。
ごめんね、見てるだけで。

そう言えばトラはニャアと一緒に狩りをしていたっけ。
二人で両方向からキジを狙ってたね。
今日でニャアがいなくなって一カ月。
二人は立派な猫になったね。
そんなことを考えてたら、やっぱりうるうるしてしまった。
トラは時々ニャアを呼んでいるのか探しているのか、みたいな鳴き方をする。
でも泣いてないね。足元にスリ～っとこすりついてくる。
トラが懐いてくれるのに応えられるように、トラを沢山可愛がるからね。

朝食後、呼んでも返事もしなかった白が何食わぬ顔をして帰ってきた。
「ごめんね～聞こえなかったんだよ～」
と言わんばかりに甘えてくる。
そしていつもはお外で昼寝をするのに、今日はそのまま家の中で寝てしまった。