人畜感染症について知ってもらいたい

2015年6月22日(月) 430 / 4

妊婦さんや、赤ちゃんを望んでる人は特に知ってもらいたいのですが、そうでない人にもぜひ知っておいてもらいたい、人畜感染症、特にトキソプラズマについて。

妊娠中にトキソプラズマに感染すると、生まれてくる赤ちゃんに後遺症が出ることがあります。
実は、この話は主婦系のSNSなんかだと、超有名な話なのでお年頃の主婦の方ならご存じの方も多いはず。

ただ、残念なことに、妊娠したら猫を手放さなければならない、と勘違いしている方も多いです。
妊娠しても、トキソに感染していても、少しの注意で猫は飼えます。
詳しくは、このサイトがよい説明をしていたのでどうぞ。

http://www.nekohon.jp/zz/zz-babies-toxoplasma1.html

なので、妊婦は猫飼っちゃだめだ！とか、無責任なことをいわないでほしいです。
妊娠希望の方は猫と人どちらも検査ができます。
心配なら検査をしたら安心できると思います。
人は産婦人科へ、猫は獣医さんでできます。

このトキソプラズマ、猫が陽性で人が陰性の場合は、猫のうんちからも感染してしまいます。
でも、きちんと手を洗えば大丈夫です。
ビニ手を使えばなおよいと思います。

ですが、実は、感染の多くは生肉を食べることなんです。
猫のうんちからうつるよりも、生肉を食べるほうがずっとずっと感染力があります。

猫も人も陰性だった場合ですが、人間は生肉を食べないこと、生焼けで食べないことで感染を予防できます。
じゃあ猫は？

外に出さないこと。
生餌、生肉を食べさせないこと

です。
あのですね、生餌、生肉を食べさせないというのは、ごっくんしなければいいというわけではないんです。
触っただけではうつらないとは言われていますが、ネズミなんかはどこをもぐってきているかわかりませんし、もしかしたら自分やほかの動物の糞尿が体についているかもしれません。
トキソに限らず、くわえただけで感染の危険があると思っていいと思います。

俺は男だし縁がない話と思ってるそこのあなた！
そういう人こそ気を付けてほしいのです。
知らない間に誰かを感染させてしまっているかもしれません。
自分の子や家族が大切と思うのなら、生餌をおもちゃにするのはやめたほうがいいです。

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